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雪崩にご注意下さい。<2月23日(火) 位ヶ原山荘付近 死亡事故発生> (2010/02/25)

2月23日(火)午後0時55分ごろ、位ヶ原山荘付近の斜面で、スキーヤーが雪崩に巻き込まれて死亡する事故が発生しました。
現地はこの数日、気温の高い日が続き、2月13日(土)の速報でもお伝えしたように、2月上旬の雨で、表層が滑り易い雪
層となっています。

乗鞍上高地地域は、23日(火)から雪崩注意報が継続されており、週末にかけて雨の天気予報がでております。今後、現地に出向くスキーヤー・ボーダーの方々は、細心の注意の上、お越しください。

 ■発生現場について■

位ヶ原山荘から県道乗鞍岳線を南へ200メートルほど進んだ所の西斜面で、毎年のように雪崩の発生する箇所です。屋根板の南側にあって屋根板とは別の斜面です。

発生箇所の過去の雪崩の様子
ノリクラ 雪渓カレンダー 2007シーズン プレリリース版Vol.3(2007/03/24) C

左の画像の通り、発生箇所は周辺と比べて急斜面・疎林になっていて、雪崩の危険がある場所です。
雪崩発生箇所のすぐ下に県道乗鞍岳線があり、右の画像は、雪崩斜面下の県道乗鞍岳線部分です。ご覧の通り、車道まで雪崩が押し寄せています。
また、位ヶ原から屋根板を経由して位ヶ原山荘へ向かう際に、屋根板と間違えて、宝徳霊神バス停付近から雪崩箇所上部に出るスキーヤー・ボーダーの方が散見します。ルートを間違えないようご注意ください。

位ヶ原から屋根板方面に向かう際には、宝徳霊神バス停方面をさらに北へ進んでから、屋根板に入り込むようにしてください。また、屋根板も大規模な雪崩が発生するときがありますので注意が必要です。

 

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