ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.9(2001/07/28) @
【大雪渓】
先週の3連休から比べると閑散とした週末でした。特に21日(土)は気温も低めで、もう秋に突入してしまったのかと思わせるほどでした。非常に「静かなノリクラ」でした。
雪渓もずいぶん小さくなってきました。特に下部は滑走がほとんどムリな状態です。上部は面積的にはほとんど変化がありません。下部から上部へ向かう道中は完全に岩場です。
【雪渓下部】
左半分がすっかりなくなってしまいました。先週までは下部の雪渓のすぐ上にある中央部分より滑って降りることができたのですが、完全に分離してしまいました。
こちらの画像の方が中央部分と下部が分離してしまった様子がわかると思います。それにしても下部の雪渓はもうホントに「猫の額」状態です。
大体、毎年同じパターンなのですが、スキーヤーがいなくなると今度は「観光客のゲレンデ」となります。季節はずれの雪を見て・触れて・滑ってみて、それだけで貴重な体験です。それでも、一生懸命エアーをがんばっている人たちが見えます。すぐに飛び出してしまいそうな雪渓ですのでお怪我などされないよう、気をつけてください。
もうエア台が1つで限界かなぁとおもったこの雪渓ですが、この画像を撮影した次の日(22日)にはなんと、すぐとなりに「手すり」ができていました。この狭いところで良く設置されたものだと感心してしまいます。
先ほど怪我の話をしましたが、毎年、何人かは骨折などで救急車や仲間のマイカーで病院に運ばれる姿を見かけます。道路状況にもよりますが、救急車を要請して1時間半からひどいときは2時間以上もかかるときがあります。さらにロケーションが良いため、救急車のサイレンの音は遥か彼方から良く聞こえるのですが、なかなか到着しないものですから、イライラが募るものです。
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