ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.17(2001/09/23) A
【高山植物】
ミヤマダイコンソウ |
先週、チングルマ・ミヤマキンバイを紹介しましたが、もう一つ高山植物の紅葉を代表するミヤマダイコンソウを紹介します。こちらは葉が大きいため、群生していなくてもよく目立ちます。ミヤマダイコンソウは岩の割れ目に自生しているケースが多いのですが、ここ大雪渓では群生している所はあまり多くありません。ミヤマダイコンソウの紅葉はあともう少しといった感じでしょうか?
ミヤマアキノキリンソウ |
秋になって花が終わり、実をつける高山植物も多くなってきました。ミヤマアキノキリンソウは一斉に綿帽子をかぶり始めます。綿帽子は巷のタンポポよりも少し小さく密集していますが、秋の澄んだ日差しに透けて見える姿はきらびやかです。
クロマメノキ |
実といえばこちらです。ちょっと日差しが強くてよく分かりにくいのですが青紫色の実です。図鑑などでも実の時期の物しか載っていない場合もあり、クロマメノキは花より実のほうが有名かもしれません。
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