ノリクラ 雪渓カレンダー

番外編 (2002/06/02) @

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(Update:2002/06/05)

 

ノリクラの事を良く知るためにはノリクラだけではなく、ほかの山の状況も把握する必要があります。と言うわけで今回は他山視察のため、ノリクラ雪渓カレンダーはお休みです。その代わりに他山視察状況をお伝えいたします。

 

【立山】

訪れたのは富山県の立山です。ノリクラと共通しているのは交通機関でかなり標高の高いところまでアクセスできるところです。ただ、こちらはマイカーと言うわけにはいかずすべて公共機関です。アルペンルートを通りぬける観光ツアーが目玉であるため一般の観光客がノリクラ以上に多く、中間地点の室堂ではほとんど観光地と化し、旗を持った添乗員を先頭とする集団が、あちらこちらでひしめき合っています。

そんな気軽に訪れることのできる立山ですが、規模は非常に大きく、雪渓もノリクラ以上に大きなものです。したがってここを訪れる登山客やスキーヤーの多くは数日間かけて遠征されるようですが、旅程の関係から今回お伝えするのは雷鳥沢と剱沢の一部のみです。

 

【室堂〜雷鳥沢】

一般的にはここ室堂(むろどう)がスタート地点となります。標高は2400m。ここから雷鳥沢まで歩いて30分ほどです。室堂付近の雪の量は昨年とほぼ変わりないと思います。

 

しばらくするとみくりが池温泉(山荘)に到着です。室堂から比較的近いこともあり、観光客の宿泊が多く、山小屋というより旅館といったイメージです。

 

山荘の左方面は地獄谷。この付近は絶えず硫黄のにおいがします。こんな感じですので、すぐとなりに温泉があっても不思議ではありませんね。

 

山荘の右側には名前の由来であるみくりが池があります。立山をバックに撮影したみくりが池の風景はいろいろなガイドブックに載っているのではないかと思われます。

 

【雷鳥荘周辺】

みくりが池からさらに20分ほど歩くと雷鳥荘に到着です。夏道は画像の右側を迂回するように行きますが、雪のある時期はここを滑り降りることができますので、少し近道できます。しかし、滑りだしの部分は昨年と比較して雪融けが進んでいるため、斜度が急になっている(というより断崖絶壁状態)ため、滑り出しは少し大変です。

雷鳥沢はこの雷鳥荘の向こう側です。

 

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