ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.6(2002/06/28) @
【大雪渓】
いよいよ長野県側の県道乗鞍岳線がオープンしました。県道乗鞍岳線の最後の開通日とあって多くの報道関係者が三本滝に集まっていたようです。
さて、大雪渓のほうはご覧のようにほとんど先週と変わりありません。しかし、県道乗鞍岳線が開通したことをご存知でない方が多いのでしょうか? 例年なら大勢のスキーヤー・ボーダーでごった返しているのですが人出はまばらで静かなものです。
県道乗鞍岳線オープン初日の28日の画像ですが、一部、29・30日の画像も含まれています。
【雪渓下部 T】
先週も「ほとんど変わりありません」とお伝えしましたが、今週もホントに変わりありません。昨年ですと左の画像の看板より少し上のあたりでクラックが入り、県道沿いの雪渓も随分融けていましたので、かなり雪融けが遅いような印象を受けます。
こちらの画像もホントに先週のものとほとんど変わりありません。
いつもと逆の方向から撮影したところですが、県道よりも1メートル以上は低くなっています。先週はさほど段差を感じませんでしたので、減っていることは減っているんです。
雪渓下部は例年モーグラーがエア台やコブのラインを作っていますが、今年も早速取りかかっているようですね。しかし、スコップを使って雪を掘り起こしていますが今回の雪はなかなか手ごわいようです。右の画像のとおり、表面から3〜5センチくらい、黒い帯状になっていますが氷結しています。
エア台を作っているところ以外にもご覧のように氷結したところが何箇所もあります。タイミングを見計らったかのように毎年、7月近くになるとアイスバーンがあらわれます。もちろんギラギラと太陽が照り付ければすぐに緩みますが、梅雨の時期はなかなかそんな太陽にめぐり合うことはできません。
そんな風に苦労して作ったエア台ですが、週末になるとたくさんのモーグラーが集まり、エア台の数も増え、大きなエアをキレイに決めています。
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