ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.10(2002/07/28) @

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(Update:2002/08/01)

 

【大雪渓】

夏本番です。とにかく暑い!朝日が昇り始めるともううだるようです。それでも下界比べれば涼しいのですが、せっかく避暑気分で訪れても渋滞とこの暑さでうんざりしてしまうでしょう。

さて、雪渓ですが、雪渓下部と上部ではその雪の融け方に変化があります。先週と比較して下部は大きく変化はありませんが、上部のほうは下部よりも雪融けが進んでいるようです。しかし、上部はまだまだ雪の量そのものが多いので、見た目には変化をあまり感じさせず、滑走にも支障はありません。また、先週まではかろうじて上部と下部はつながっていましたが、今週は完全に分離してしまいました。

今回は27日、28日両日の画像を取りまとめてお伝えします。

 

【渋滞】

やはり来年からのマイカー規制開始の影響でしょうか?例年、海の日に絡んだ週末はかなりの渋滞が発生し、その反動で翌週はそれほど混雑しません。しかもその海の日ですら大雪渓から見ていて、渋滞の列が一日中続いている様子はあまりありませんでした。しかし、今年は先週も今週もお盆並みにほぼ1日中渋滞です。

ちなみに大雪渓から見える県道乗鞍岳線は畳平から2キロほど下った部分から位ヶ原へ続く1〜2キロほどの区間です。したがって、この区間で渋滞が発生していなくても、畳平付近や山麓での様子はわかりません。ですから畳平付近では駐車場へ入るクルマで小規模な渋滞は発生してかもしれません。

 

【雪渓下部 T】

先週と比較して、大きな変化はありません。もう少し雪渓下部でスキー・ボードが楽しめそうです。

 

左の画像は先週のものかと見間違えるほど変化がありません。雪融けの終わった県道沿いの付近では一般の観光客が雪解け水に手や足をくぐらせてみています。先週はちらほらとしか見ることができなかったこの付近の高山植物も、遠方からでもすぐにわかるほどたくさん開花しています。

 

こちらは雪渓下部の右側、モーグルコースです。昨年はなんとかエア台1個のスペースを確保するのがやっとでしたが、今年はまだまだ十分です。ご覧になってお分かりのように画像に写っているだけでも3つのエア台があります。しかし、先週から比べるとスタート地点は岩がだいぶ露出してきています。

こちらに写っているモーグラーの方々も、当web siteをご覧くださる読者です。いつもありがとうございます。今回はご愛読の感謝を含め、少しばかりアップで掲載いたします。

 

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