ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.11(2003/08/03) @

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(Update:2003/08/08)

 

【大雪渓】

8月に入ってやっと梅雨があけ、夏らしい天候になってきました。その暑さのせいで、今まで雪融けのペースが遅かったものの、この1週間で結構変化が見られます。それでも、雪渓全体を見たとき、昨年よりまだ多い感じです。人出のほうは先週あたりから比べると多くなってきてはいますが、やはり昨年と比べると少ないように感じます。まぁ〜お盆の連休前ということも影響しているとは思いますが。

今までのように、朝一番は晴れているもののすぐに霧がかかり、その後は1日中霧のなかということはなく、時折霧がかかりますが、1日を通してまずまずの天候で、撮影のほうも順調に進んでいました。しかし、先ほども申し上げたとおり、雪渓の雪融けの変化が大きく、翌日には状況が大きく変わってしまった箇所もあります。今回は1日(金)より撮影いたしましたが、大半の部分を3日(日)に撮影しなおしております。したがって、基本的には3日(日)の画像ですが、一部、1日(金)・2(土)の画像も使用しておりますので、ご了承ください。

 

【シャトルバス】

7月より運行を開始している長野県側のシャトルバス。結構な混雑振りです。シャトルバスについてはノリクラ雪渓カレンダー Vol.7(2003/07/05)で紹介いたしましたが、最近の状況についてお伝えいたします。(シャトルバス概要についてはノリクラ雪渓カレンダー  Vol.7(2003/07/05)をご覧下さい)

夏休みに入り、朝夕のシャトルバスは1台では足らない状態が続いております。バス会社も台数を増やしたり、増便するなどの対応が行われています。
右の画像は1日(金)8:00発の乗車風景です。平日にも関わらず、ご覧のような状況です。もちろん1台では対応することはできず、大体、列の長さと同じ長さの台数分のバスが必要な感じです。因みにこの列はバス3台分の長さでした。

これだけたくさんの人々が観光センターバス停に集まってきているのですが、それでも観光センターの駐車場は満車でありません。もちろん、さらに上部のすずらん橋の乗り換え駐車場はガラガラです。

 

観光センター横にはバスが待機

常に満席状態ですので観光センターの駐車場には常にバスが待機し、1台ですべての観光客が乗車できなかった場合すぐ次のバスが停留所に入ってきます。

 

どんなに乗車する人が多くても、立ち席ということはありません。ですから、観光センターを満席で発車したバスは途中の休暇村などでは全く乗車でできず、次のバスを待つことになります。

 

よく晴れ上がった週末、自転車でヒルクライムされる方が多かったようです。これまでは観光センターから大雪渓に向かうまでに数台しか見かけることがありませんでしたが、本日は20台近くの自転車を見かけました。

 

9:00の便は4台編成

バスに揺られること約50分、大雪渓入り口にある肩の小屋口バス停に到着です。このバスは観光センターを9:00に出発した便。4台編成で運行されていますが、遅れてさらにもう1台やってきましたので合計5台とこれまで一番の大編成です。因みに8:00の便は3台編成でした。

先ほど観光センターを満席で出発した場合、休暇村など後に続くバス停では乗車ができないと申し上げましたが、午後に入ると下りも同様で、畳平で満席となったバスは肩の小屋口では乗車できません。特に15〜16時台のバスは何台ものバスをやり過ごさなければならない状況です。
朝、肩の小屋口から降車する際に乗務員から説明があるかと思いますが、帰りでも一旦上り方面のバスに乗車し、畳平で下り便に折り返し乗車されることをお勧めします。

お盆に入り、さらに乗客がふえることが予測されますが、先日新聞報道で増便を発表しております。十分な対応を期待したいところです。

 

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