ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.1(2004/05/15) @

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(Update:2004/05/20)

 

【大雪渓】

みなさん、お元気で過ごされていらしたでしょうか?半年ぶりの再会です。昨年よりマイカー規制が始まり、この1年間でノリクラの環境は大きく変わりました。しかし以外にも思っていたより不便ではなく、むしろ静かなノリクラを楽しむことができたと思っております。しかし荒天時の待避所などの問題は残ったままでヒトと自然との共存をめざし、ノリクラのよさを多くの人に実感してもらうにはどうしても必要だと考えております。

昨年はマイカー規制により乗鞍を訪れる来場者数が大幅に減るのではと思いましたが、長野県側と岐阜県側ではその見込みに大きな差があったようです。長野県側のシャトルバスは昨年の雪渓カレンダーでも何度かお伝えしておりましたが、多い時間帯だと5台も連ねて畳平へ向かう状況に比較し、岐阜県側では多くて2台程度の状況だったそうです。このあたりはシャトルバスで畳平へ向かう以外に車窓の光景や山麓周辺の景勝地、観光施設などの要因も絡んでいるのではと思います。乗鞍山頂付近とそれから続く裾野までの自然環境のよさを多方面にアピールする必要があるのかもしれません。

さて、話がだいぶそれてしまいましたが、15日の乗鞍スカイライン開通以降、連日のように積雪の様子に関するお問い合わせを頂きますが、今年は速報でもお伝えしたようにだいぶ雪が少ないようです。それでも滑走できないことはありませんのでご安心下さい。
今回は雪渓カレンダー初日がちょうど乗鞍スカイライン開通日に当たりましたので少しばかり山麓での発車式の様子も含めてお伝えします。

 

【ほおのき平駐車場】

20台ほどのクルマがやってきています。

こちらはシャトルバスの停留所があるほおのき平駐車場。速報でもお伝えしたように今年から無料駐車場となっています。訪れたクルマの台数は昨年のシーズン初めと比べてやや多いようです。

 

今日はバスターミナルも仕事始め

駐車場に隣接するバスターミナルもどーやら今日が仕事始めのようで、切符売り場の窓拭きなど準備に追われています。

 

始発の7時が近づくと切符売り場の自動券売機の前に列ができます。昨年はかなりまばらでしたのではやりノリクラを訪れる人々が少しずつ戻りつつあるのかもしれません。また、昨年の始発はほとんどスキー・ボードをされる方ばかりと記憶していますが、今年は逆にほとんどが登山の方のようです。

 

始発のバスがほおのき平バスターミナルに到着 もちろん低公害バスです。

予定時刻に近づくと平湯からやってきたシャトルバスが到着します。もちろんハイブリッドの低公害バスです。速報でもお伝えしましたように昨年は平湯温泉・ほおのき平からそれぞれ2路線運行されていました、今年から平湯温泉を出発しほおのき平を経由して畳平に向かう1路線のみ運行されます。ただし土日の一部の時間帯や繁忙期にはそれぞれのターミナルからの直通運行も行われるようです。

 

こちらはその始発のバスの様子。まずまずの人手ですね。シーズン初日にしては多いほうではないでしょうか?

 

【乗鞍シャトルバス発車式】

始発のバスが発車するとほおのき平の駐車場にはスーツ姿の方々が続々と訪れます。

 

8:40より地元の丹生川村、バス会社、各行政機関など関係者の方々による乗鞍シャトルバス発車式が開催されます。1時間毎のシャトルバスの運行の合間を見計らって式典の準備が始まります。

 

ちょっと気になるのがこちら、1958年製(昭和33年)のいすずのボンネットバスです。今回は式典の後、左に並んでいる松本電鉄・濃飛バスのバスが来賓を畳平まで運ぶのですが、それをこのボンネットバスが夫婦岩まで先導する形で出発する予定です。運転手さんの話によるとオーバーホ−ルは行っているものの当時のままのエンジンだそうで、エンジン音もなかなか快調で、ほおのき駐車場内の走行を見る限り、煙をもくもくと吐いている様子はありません。整備がよいのでしょうね。

 

乗鞍シャトルバス発車式

8:40、来賓の方々や多くの報道関係者が集まる中、今年の乗鞍シャトルバス発車式が開催されます。丹生川村村長をはじめ、式辞が行われます。

 

テープカット

濃飛バス、松本電鉄、シャトルバスの前でテープカットが行われ、2004年ノリクラシーズンが開幕です。

 

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