第19回マウンテンサイクリング イン 乗鞍

Vol.2「大会当日」 D

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(Update:2004/09/15)

 

【ゴール!】

ゴール

畳平の手前の県境がゴール地点。ここが自動車道最高標高地点です。スタート地点から全長約22km、標高差1300mの競技区間の最終地点です。

 

タイム計測は前回申し上げたように自転車に取り付けられた発信機の電波を受けて自動計測します。ゴールを通過すると厳しい顔つきから一様に安堵の表情へ、ふぅ〜っと変わっていきます。

 

オリーブの冠をかぶってゴール

おや?こちらはオリーブの冠をかぶってのゴールですよ。

 

アテネ五輪にあやかって金メダルも

オリーブの冠だけでなく、まだ競技が終わっていないのに既に金メダルまで...

今夏開催されたアテネオリンピックでは日本人選手にオリーブの冠とメダルを授与されるシーンが幾度となくテレビで放映されました。そんな情景を思い出させてくれる まさにタイムリーな仮装ですね。

最近、仮装して出場される選手が少なくなって寂しい感じですが、過去の大会ではご覧の選手のクラブでは機関車の仮装で出場されたそうです。これからも「この伝統」をクラブで是非受け継いでいって欲しいものです(笑)。


【和気藹々】

競技を終えた選手はそれぞれレースの余韻に浸りながら和気藹々と下山の順番を待ちます。グループ全員がここに顔をあわせることができうれしそうです。

 

下山の順番待ち

ゴールエリアはほんとに狭く、利用できるスペースは県境から乗鞍スカイラインの合流地点まで300メートルほどです。その中で滞りなく下山誘導がスムーズに行われています。

 

最後の選手が到着

そして11時を少し過ぎたあたりで、大勢の拍手と声援で迎えられながら最後の選手が到着。

 

競技は無事終了!

そんな選手の方々を見届けて、撤去作業もスムーズに手際よく行われ、ものの30分もしないうちに何事もなかったかのようにすべてが無事終わります。

無事に競技が終了し、あっという間の半日が過ぎてしまったように感じます。

 

マイカー規制後、初めてのマウンテンサイクリング大会。競技そのものは毎年、通行規制して実施されますので、その点では全く一昨年以前と変わらない状況ですが、やはりマイカー規制で県道乗鞍岳線をヒルクライムに訪れる自転車の方は格段に増えているように思います。

大雪渓でスキー・ボードを楽しむ常連の中にも自転車に興味を示す人もでてきています。マイカー規制で失うものもありましたが、新たな側面でモノを見ることができたというのも実感です。

大会が終了し、半月がたちます。この大会を機に自転車でノリクラに訪れる人が減るのかなと思っていましたが、よほど天候が悪くない限り、大雪渓付近を通過していく自転車の方が結構いらっしゃいます。もしかすると、来年の大会に向けてトレーニングを開始されている方もいらっしゃるのでしょうね。

CP3は色々な規制により設置は難しい状況ですが、是非、来年もお会いできることを楽しみにしています。

 

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