ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.22(2004/10/10) D
【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近
T】
★この付近はピークを少し過ぎた感じ★
冷泉左の登山道入口 | 冷泉 |
こちらは冷泉付近。先週ピークを迎え、今週は色鮮やかな部分もありますが、全体には下降傾向です。
紅葉している葉はまばらに... |
こちらは冷泉小屋の下になりますが、色合い的には先週と比べてやや落ちている感じですが、それでもまずまずです。しかし、葉そのものがややまばらになってきています。
路面には落ち葉が目立ちます。 |
先週まではあまり気にならなかった落ち葉がかなり目立ちます。自然落葉もあるかと思いますが、冷泉小屋付近だけでなく、摩利支天付近やさらに山麓の三本滝上部付近でも数多くみられ、先日の台風の影響もあるのではと思います。
ムシカリ(紅葉・実) |
位ヶ原など上部の紅葉では赤系のものはウラジロナナカマドやタカネナナカマドに限定されていましたが、少し標高を下げるとこれらのナナカマドに加え、ムシカリがその一端を担うようになります。ムシカリの紅葉はどちらかというとこの画像のような赤いものよりも、少し色が薄めのものが多いようですが、ごらんのような大きな葉でありますのでよく目立ちます。
ムシカリという名はこの大きな葉が虫によく食されるところがその由来とされ、ムシカリの別名であるオオカメノキはその大きな葉が亀の甲に似ているところから来ています。いずれにしてもこの特徴的な葉の様子から由来されているんですね。
このムシカリ、秋になると赤い実がなり、それが熟すと黒くなっていきます。その様子が右の画像でお分かりになるかと思います。画面の中央から少し左上に赤と黒の実がまるでウラジロナナカマドのように上向きになっている様子がお分かりでしょうか?でもウラジロナナカマドのような堅い実ではないので、簡単に見分けがつくと思います。
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