ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.10(2005/07/18)
〜あとがき〜

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(Update:2005/07/21)

 

【畳平のお花畑】

それでは今週も畳平のお花畑の様子をお伝えします。

 

ミヤマキンバイ(手前)とハクサンイチゲ(奥)
お花畑入り口付近

こちらはお花畑入り口付近。今週はいたるところで黄色のミヤマキンバイを見かけることができるようになってきました。また、白のハクサンイチゲも先週はまだつぼみだったものがほとんど開花しています。

 

そして、木道を中ほどまで進むと...

 

ミヤマキンバイ(花)とハクサンイチゲ(花)

やはり、こちらもミヤマキンバイとハクサンイチゲです。この位置の画像は前回もお伝えしておりますが、そのときと比べて、後方のハクサンイチゲがだいぶ大きくなっているのがわかります。

 

ハクサンイチゲ(花)

こちらがそのハクサンイチゲ。だいぶ巨大化しています。高さは30センチほどになっています。花が咲いても、これからまだまだ大きくなるものもあります。

 

お花畑 後方

さらに足を進めますが、まだまだハクサンイチゲが周辺を覆っています。大きくなった分、余計に目立つようになってきています。

 

クロユリ(花)

お花畑の奥のほうでは、先週も紹介したクロユリもご覧のとおり、たくさん咲いています。ただ、右の画像をよくご覧になるとお分かりかと思いますが、お花畑の奥の方に行くと、ハクサンイチゲがもう終わりかけになっています。そして、雑草のように見えるガリヤスの葉がだいぶ長く伸びて、クロユリの花を覆い始めています。

 

写真を撮るのも一苦労...

せっかくのクロユリの花もガリヤスに隠れてしまって、写真を撮るのも一苦労です。

 

ミヤマキンポウゲ(花)

先週あたりは黄色い花はミヤマキンバイだけかと思っていましたが、今週に入り、ご覧のミヤマキンポウゲも花をつけ始めました。今回の高山植物のコーナーでシナノキンバイを紹介しましたが、右の画像を見る限り、葉の形もよく似ていて、区別がつきにくいと思います。しかし、花の大きさがシナノキンバイよりも小さいこと、そして、茎に複数の花をつけること。そしてもっとわかりやすいのは、右の画像でも移っていますが、ミヤマキンポウゲには花の後ろに萼(ガク)があります。ですから、裏から覗き込めばどちらなのかはっきり区別がつくでしょう。

ミヤマキンポウゲ以外にも黄色の花ではミヤマダイコンソウも咲き出しています。

 

畳平のお花畑も1週間ごとにいろいろな高山植物が目を楽しませてくれます。今回ご紹介した高山植物以外にもまたまだたくさんあります。ぜひ、ご自身の目で確かめてみてください。

 

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