ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.12(2005/07/31) @

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(Update:2005/08/04)

 

【大雪渓】

7月最後のノリクラ雪渓カレンダーです。8月に近づくにつれて大雪渓エリアも暑さを感じるようになってきます。速報などでお伝えしておりますように気温そのものは、高くても25℃くらいで、平地の感覚で言えば涼しい部類に入ると思います。一般的には高地のほうが湿度も低いため、涼しさは気温の低さ以上に感じるものです。ただ、晴れた日は日差しが思った以上にきつく、肌がジリジリと焦げ付きます。湿度や気温が低い分、日差しの強さを余計に感じるのかもしれません。

今回は30日(土)は夕方まで良い天気の一日で、31日(日)は午後から突然の雷雨にみまわれました。特に31日(日)は朝からやや蒸し暑い感じでしたので、もともと不安定な状態だったのかもしれません。

先週までつながっていた雪渓上部と雪渓上部は完全に分離し、雪渓下部では滑走できないことはありませんが、メインゲレンデは確実に雪渓上部になりつつあります。また、雪渓上部へのルートやその周辺にはたくさんの高山植物が開花し始めています。足元に注意しながら移動してください。

今回は30日(土)、31日(日)の両日に撮影した画像からお伝えいたします。なお、積雪量は、通常、昨年と比較しながら紹介しますが、昨年と今年では1ヶ月近い開きがありますので、雪の多かった2003年と比較しながら紹介します。

 

【雪渓下部 T】

右の画像でお分かりのとおり、雪渓下部の左側を中心にだいぶ雪解けが進んでいます。雪渓下部の左側はほとんど雪がないといっても良いくらいです。また、先週と同様、2003年よりも1週間ほど早い雪解けです。

 

こちらは雪渓入り口付近より右側の部分です。この画像では少しわかりにくいのですが、右側の画像の右から3分の1くらいのところの岩場に人影があるのがお分かりでしょうか?先週はここまで雪渓がありましたので、下端は5メートルほど後退(上昇)したことがわかります。

 

登山道 完全に雪解けが完了しました

雪渓下部の一番右寄りにある登山道とその周辺です。先週はモーグルコーススタート付近の岩場の登山道上に一部雪が残っていましたが、ご覧のとおり、完全に雪解けが完了しました。この付近の雪解けが完全に完了したのは2003年では8月第2週で、今年はそれより1週間早く雪解けが完了しています。

 

ヒルクライム

そして、今日も大雪渓前をたくさんの自転車の方が駆け上がって行きます。

 

次々と、続々と...

いつもはこんなにたくさんの方がこぞって登ってくることはありませんが、今日は地元のクラブの走行会のようです。毎年8月下旬に開催される全日本マウンテンサイクリングin乗鞍を思い起こさせるようなスピードで駆け上がって行きます。

なお、今年の全日本マウンテンサイクリングin乗鞍は8月27日(土)〜28日(日)開催されます。競技実施日の28日(日)は長野県側のシャトルバスが運休になります。例年、ご来光の便も含めからお昼まで運休になっていますが、詳しくはお盆明けにトップページのお知らせのコーナーに掲示いたしますのでご覧ください。

 

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