ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.14(2005/08/14) @

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(Update:2005/08/19)

 

【大雪渓】

毎年、ノリクラ雪渓カレンダーは5月中旬から10月末までの期間中に24〜25回ほどお伝えしております。今回は14回目で、まだ夏真っ盛りではありますが、もうシーズン後半に突入しております。そして、8月も半ばを過ぎようとする頃から、激しい雷雨も少なくなり始め、ノリクラの夏もだんだん勢いが弱くなってきます。また、乗鞍高原やほおのきなど山麓でも朝夕は冷え込みを感じるようになってきます。

今回は14日(日)と15日(月)を取材日としておりましたが、15日(月)は濃霧がひどかったため、14日(日)と16日(火)の画像を織り交ぜてお伝えします。ただ、2日間違うだけで、一部のエリアについては雪解け具合に差が生じ、同じ箇所の画像でも、積雪量に変化が生じています。ご了承ください。

 

【雪渓下部 T】

この1週間でかなり雪解けが進み、雪渓下部はほとんど雪がなくなってしまいました。先週の段階では、2003年と比べて2週間早く、2004年と比べて2週間遅い状況でしたが、今週は2003年と比べて2〜3週間程度早く、2004年と比べて1週間遅い程度になり、積雪量の少なかった2004年の状況に近づきつつあります。

 

縦5〜10メートル × 横20メートルほど

先週はまだ滑走しようと思えばできるレベルでしたが、ご覧のとおり、今週はほとんどないといってもよいほどの状態です。

 

細かく見ると、上端の部分の位置はそれほど変化はなく、下半分がなくなっている様子がわかります。

 

【スキーヤーも登山仕様】

スキーヤー専用道も路面状況は登山道と同じ

雪渓下部の雪がなくなり、スキーヤー・ボーダーはスキーヤー専用道を歩いて雪渓上部まで向かう必要があります。スキーヤー専用道は路面状況は登山道とほぼ同じ。したがって登山をする感覚で登っていかなければなりません。

 

シャトルバスを降りたら、板をくくりつけて登山仕様に

雪渓上部までの距離はそれほどありませんので、板を肩に担いでいっても問題ありませんが、やはり、ザックに板をくくりつけたほうが楽でしょう。

 

ちゃんと板をくっつけんと、あかんがね

しっかり、板が固定されていないと、ほかの人に当たったり、また、かなり歩きづらいものです。板が三角形になるようにしっかり固定しましょう。

 

準備完了!

ザックに板とブーツをくくりつけたら完了です。後は雪渓上部まで歩いていくのみです。

 

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