ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.19(2005/09/17) @

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(Update:2005/09/22)

 

【大雪渓】

今年は、今週・来週の2回連続で三連休が重なるカレンダーになっています。今回はその最初の三連休です。観光センター駐車場はいつもの週末よりはたくさんの人出がありましたが、まだ、紅葉も始まっていないため、それほどではなかった感じでした。

このところ、気温が高めの日が続いているせいか、紅葉は昨年より遅れていることは間違いないです。それでも、来週あたりからは散策しても、紅葉している木々を見つけながら楽しむことができるはずです。ただ、ガイドブックに載っているようなビビッドな配色の紅葉はもう少し先になりそうです。

今回は雪渓情報は17日(土)の画像からお伝えいたしますが、紅葉情報は17日(土)と18日(日)のものを織り交ぜてお伝えいたします。いつものように、雪渓情報の後にお伝えいたしますので、紅葉情報のページもあわせてご覧ください。

 

【雪渓下部 T】

雪渓下部はご覧のとおり、先週とほとんど変わりない状態ですが、細かく見ると、ハイマツ帯の縁などで部分的に赤くなり始めているのがわかります。

 

摩利支天岳の山肌

先週の摩利支天岳の山肌はどちらかというと黄色っぽい感じでしたが、今週は黄色から橙系に色が変化しつつあります。先週もお伝えしましたが、この黄色は高山植物のコバイケイソウの紅葉です。

 

ウラジロナナカマド(実)

いつもお伝えしているウラジロナナカマド。実の赤さがしっかりとしてきて、本来の色合いまで赤くなってきました。先週の紅葉情報のコーナーでもお伝えしておりますが、紅葉が始まっている箇所は赤くなっていますが、そのほかのウラジロナナカマドに関してはほとんど変化のない状態でした。しかし、今週に入り、紅葉が始まっていないウラジロナナカマドでも、葉の緑が少し薄くなり、紅葉の準備が進んでいることがわかります。

大雪渓〜冷泉小屋にかけての紅葉情報は、雪渓情報のあと、お伝えいたします。

 

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