ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.24(2005/10/22) @

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(Update:2005/10/27)

 

【大雪渓】

ノリクラシーズンも残りわずかになってきました。皆様には最後までもう少しお付き合いの程、よろしくお願いいたします。さて、今年は一向に寒い日がなかった10月ですが、この土日に限ってはやっと晩秋らしい、冬の到来を感じさせるもので、季節が秋から冬へと入れ変わっていく様子を感じさせる二日間でした。
22日(土)は朝からどんよりとした天候で非常に寒く、いつ雪が降ってもおかしくないような鉛色の空。大雪渓エリアは午後から雪へと変わっていきました。これが初雪となり、そして、23日(日)の朝には初冠雪となったわけです。

この二日間は、寒々とした鉛色の空から降雪へ、そして一夜明けた初冠雪の朝は、紺碧の空を壁紙にした三段紅葉を披露し、その後は一転して、荒れ狂う暴風の後に大きな虹のアーチと、めまぐるしい天候の変化に見せました。

今回は22日(土)、23日(日)の2日間の様子を取りまとめてお伝えいたします。紅葉は乗鞍高原がメインですが、やや遅れ気味のようです。詳しくは紅葉情報のページをご覧ください。

 

【シャトルバス】

10月22日(土)朝、観光センター前はどんよりとした鉛色の空

22日(土)は山頂付近はその稜線がはっきりと見ることができますが、鉛色の寒々とした朝を迎えています。このときの気温は10℃程度ではなかったかと思います。駐車場脇には枯葉が積もり始め、晩秋の雰囲気を漂わせています。

 

乗鞍スカイライン通行止めで、シャトルバスは肩の小屋口どまり

この日は、強風のため乗鞍スカイラインは通行止めで、乗鞍高原からのシャトルバスは畳平のひとつ手前のバス停で、大雪渓入り口にある、肩の小屋口までの折り返し運転となっています。そんな状況を乗客一人一人に説明しています。

肩の小屋口バス停付近

ここで折返し運転

こちらは大雪渓入り口にある、肩の小屋口バス停付近。乗鞍スカイラインが強風通行止めのため、畳平へ流入できないため、ここで折返し運転となります。

 

うっすらと雪 ドラム缶の水は凍り付いています

とにかく寒く、道路わきなどは白いものがうっすらとかかり、トイレの横にあるドラム缶の水はご覧のように凍り付いています。この雪ですが、真っ白ではなく、少し汚れがかっていますので、どうやら、昨晩降ったものではなく、数日経過しているように思います。新聞報道では、今日(22日)の午後から降った雪が初雪ということになっていますが、厳密には、、おそらく数日前に降ったと思われるこの雪が初雪なのでしょう。

 

現在の気温は?? マイナス1℃を示します。

シャトルバスを降りたとたん、寒さというより、冷たさを感じます。この場に少し立っているだけで、指先などから、ジンジンとしびれてきます。気温はマイナス1℃。シャトルバスが運行できる道路状態で、氷点下の気温を記録したことは、これまでなかったのではないかと思います。

大雪渓エリアは、このあと、どんどん天候が悪化していくのです。

 

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