ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.25(2005/10/30) @

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(Update:2005/11/07)

 

【通行止め】

今シーズン最後のノリクラ雪渓カレンダーです。前回の雪渓カレンダーでお伝えしたように、10月22日(土)の午後から降り始めた雪が初雪・初冠雪となり、10月23日(日)から通行止めとなりました。その後も通行止めは続き、乗鞍スカイラインは10月26日(水)から冬季閉鎖、県道乗鞍岳線は11月1日(火)より、冬季閉鎖となりました。したがって、23日(日)以降は、大雪渓エリアに向かうことはできない状態になりました。このような状況ですので、今回のノリクラ雪渓カレンダーは、現地の情報をお伝えすることはできず、乗鞍高原の情報のみとなります。ご了承ください。

29日(土)は、ほぼ終日雨。しとしとと降り続く中、人出も少なく、寂しい感じの一日でしたが、30日(日)は、逆にほぼ終日快晴。多くの方が、乗鞍高原の散策を楽しんでいました。今回は、雨の中の29日(土)と、快晴の30日(日)、そして、一部、31日(月)の画像も織り交ぜてお伝えします。また、速報や紅葉概況でもお伝えしましたが、乗鞍高原の紅葉がさらに彩が増しています。詳しくは紅葉情報のページをご覧ください。

 

【10月29日(土) 観光センター前】

乗鞍高原は雨の中... 山頂付近は全く見えません

10月29日(土)の乗鞍高原は雨。山頂付近は全く見えません。

 

シャトルバスは運休

バス停にはもうテントもイスもありません

県道乗鞍岳線は、三本滝ゲートより山頂方面が通行止めとなっているため、シャトルバスは運休が続いています。バス停には常設してあったテントやイスもありません。ただ、観光センターに訪れる人の多くは、はじめから運休であることを承知でお越しになっている人が多いのか、そのまま、すぐに立ち去ったり、乗鞍高原内を散策に向かったりする人が多く、シャトルバスが運休していることを気にとめる人の方が少ないようにかんじました。

 

乗鞍高原はきれいな紅葉に包まれています

乗鞍高原はご覧のようにきれいな紅葉に包まれています。シャトルバスが運休で、山頂付近を訪れることができなくても、乗鞍高原内を散策するのもたまには良いでしょう。

 

雨のなか、一の瀬への道は紅葉の回廊 ウリハダカエデ(紅葉)

雨でしっとりとした紅葉は、普段以上にその色合いを増して見せてくれます。こちらのウリハダカエデ(瓜肌楓)は今が見頃。三つに裂けた葉が特徴です。木肌が、ウリのような縦縞があるところからこのように呼ばれていますが、老木になると、そのような判別が難しくなります。

 

落葉も色とりどり

きれいな彩のまま、一枚、また一枚と落葉が始まります。ですから、落葉が進んだ木々の周りには、赤や黄色が織り込まれた絨毯が敷いてあるような状態になっています。木々の紅葉を眺めるだけでなく、こんな地面の彩りに気づくと、なかなか楽しいものです。

それでは、普段はあまり訪れることのない、乗鞍高原の散策路を少しだけ歩いてみます。

 

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