ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.1(2006/05/15) @

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(Update:2006/05/18)

 

【大雪渓】

皆様、お元気でお過ごしでしたでしょうか?半年ぶりの再開です。昨年はスキーヤー・ボーダーの方々だけでなく、幅広い方々にご覧いただき、ありがとうございます。今年もノリクラシーズンが始まりますが、できるだけ多くの方々にとって有用な情報をご紹介できればと考えております。

05−06年のウインターシーズンは12月初めからドカ雪が降り、シーズンインから新雪スキーを楽しむことができました。また、年末年始にかけては大雪による災害のニュースが毎日のように報道され、雪国の方々にとっては大変な越冬でした。さらに、もうこれでウインターシーズンも終わりかと思った4月には、毎週のように新雪を楽しむことができるほどで、このような状況ですから、ノリクラは、例年よりも積雪量の多かった昨年よりも、さらに多い状態です。

今回は5月14日(日)と乗鞍スカイライン開通日の5月15日(月)の二日間の画像を織り交ぜてお伝えします。

 

【5月14日(日) 乗鞍高原】

乗鞍岳−観光センターから

明け方まで曇っていましたが、次第に天気は回復し、乗鞍高原の朝は青い空にくっきりとノリクラの峰々が浮かび上がります。ちょうど同じ時期に撮影した画像が、2005シーズンノリクラ雪渓カレンダーVol.1(2005/05/14) A にありますので、そちらもご覧ください。その画像を比較すると、剣ヶ峰などは昨年のほうが白い部分が多いように思いますが、昨年は新雪が降り、そのため、全面が真っ白になっています。しかし、今年の雪の多さは昨年の比ではありません。

積雪以外にも細かく見ると、昨年より遅れている部分がひとつあります。

 

自然保護センターの桜 ちらほらと咲き始めたばかり

平地ではどこもすでに終わっている桜の花。乗鞍高原では咲き始め〜見頃の状態。自然保護センターの桜は咲き始めたばかりで、昨年はちょうど見ごろを迎えていましたので、やや遅れている感じです。

 

山肌全体がほんのりと緑色に変化し始めてきました

周辺の山肌もだんだんと緑に変化し始めてきました。緑のまぶしい季節はもうすぐです。

 

シラカバ 大きく垂れ下がるのが雄花、小さく垂直に立つのが雌花

どこの高原でも、その情景を醸し出すのになくてはならないシラカバ(別名:シラカンバ)。乗鞍高原でもいたるところで見かけることができます。本来なら北海道、本州の岐阜県以北の山地帯〜亜高山帯に分布しますが、近年、高原のイメージ作りのため、各地で植栽されるケースもあるようです。

よく見ると若い枝先に穂のように垂れ下がっているものを見かけます。シラカンバは雌雄同株の落葉高木で、長さ5〜7センチに垂れ下がっているのが雄花、長さ3センチほどに垂直に伸びるのが雌花です。

 

ゲレンデには残雪が残ってます。(休暇村ゲレンデ)

高原の木々が春の準備を着々と進めているのに、スキー場下部のゲレンデでも、まだ残雪がたくさんあります。

 

レールをひけば... まだまだ十分楽しめます。

猫の額のような状態ですが、まだまだ十分楽しめます。

 

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