ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.10(2006/07/15) @

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5  6  7  8

(Update:2006/07/20)

 

【大雪渓】

今回は17日(月)の海の日を含め、三連休という方も多かったのではないかと思います。ただ、天候にはまったく恵まれず、15日(土)は午後から少し視界がよくなるものの、ほぼ、終日濃霧。16日(日)は濃霧に加えて土砂降りの雨。雨量規制で岐阜県側の乗鞍スカイラインは通行止めになりました。その雨は午後から一旦やむものの、夜から再び激しい降雨となり、17日(月)は乗鞍スカイラインに加え、長野県側の県道乗鞍岳線も通行止めになり、また、上高地に入山する県道上高地公園線や、国道158号線旧道の安房峠、そして、隣接する木曾地域では猛烈な雨によって、国道19号線や乗鞍地域から奈川を経由して19号線に抜ける県道などで、土砂崩れや冠水による通行止めが相次いで発生しました。

このような天候ですので、15日(土)はまずまずの人出を見せたものの、16日(日)はレーシングキャンプでトレーニングされている団体だけでと寂しい状態でした。

積雪量の変化は、先週よりも雪解けのスピードが速くなりつつありますが、この時期としては特に珍しいことではなく、また、先週と同様、昨年より2〜3週間ほど遅い状態です。

今回は、7月15日(土)をメインに、7月16日(日)の様子も織り交ぜながらお伝えいたします。また、畳平のお花畑の状況を、あとがき でお伝えしますので、あわせてご覧ください。

 

【観光センター前】

観光センター前駐車場

7月8日(土)、早朝の乗鞍高原は、やや、雲が多いものの晴れ間がのぞく天候。先週と異なり、さすが三連休とあって、観光センター駐車場は早朝から7割程度が埋まっています。

 

青空が見え隠れしえいます

雲の間から見える青空が少しずつ多くなってきました。

 

観光センターのテラスでは、朝のひとときを楽しむ方々がくつろいでいます。また、この三連休から観光センターの売店の早朝営業が始まりました。店先にはおにぎりのコーナーも設けられています。お土産屋さん以外には、売店・コンビニのないこのエリアで、弁当類を調達することは非常に困難で、登山や大雪渓に向かうスキーヤーにとって、朝のあわただしい時に、気軽に入手できることは大変便利ではないかと思います。特に遠方からお越しになる方の滞在二日目以降は、保存の効く物しか選択する余地はなく、このような状態は、地元で暮らしていると、なかなか、気が付かないことなのかもしれません。

いつも7時の便はあまり乗客がいません。しかし、今回はまずまずの人出です。

 

バスのトランクに荷物を押し込んで、大雪渓に向かいます。

 

Next>>

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会