ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.10(2006/07/15)
〜あとがき「畳平のお花畑」〜

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(Update:2006/07/20)

 

【畳平のお花畑】

かなり悪条件での撮影ですので、あまりよい画像をお届けすることができませんが、少しだけ、畳平のお花畑の様子をご紹介します。

 

木道手前付近

ハクサンイチゲ(花)

木道に差し掛かる手前付近では、先週の段階ではつぼみの状態だったハクサンイチゲが一斉に開花しています。ホントに見事はほどの群生です。おそらく先週お伝えした、周遊コース奥の群生よりも、もっと、大きな群落だと思います。ただ、撮影した7月16日(日)は乗鞍スカイラインが通行止めで、畳平には人影はまったく見えず、せっかくの群落も、たくさんの人に見てもらえず、少し残念な感じがいたします。

中間付近の分岐点
〜ここから周遊コース〜

さらに進んで、お花畑の中心付近にある分岐点から周遊コースへと進みます。

 

周遊コース入口付近
ハクサンイチゲ
周遊コース中間付近
ミヤマキンバイ

周遊コースの入口付近から中間付近までは少し高山植物が少ない状態が続きます。このあたりのハクサンイチゲはまだこれからといった感じで、その隙間を縫うように、ミヤマキンバイが小さなコロニーを作って、黄色い花を咲かせ始めています。

中ほどに、キンポウゲの群生がありますが、そちらのほうはまだまだこれからといった感じです。

周遊コース奥

ハクサンイチゲ から ミヤマクロユリへ バトンタッチ

周遊コースの奥は、ハクサンイチゲが終わりに近づき、ミヤマクロユリにバトンタッチしようとしています。

 

ミヤマクロユリ(花)

よく目を凝らして歩くと、ご覧のような群生を見つけることができますので、ぜひ、くまなく探してみてください。

 

ミヤマクロユリが咲いているそばを通ると、お花畑に足を踏み入れた跡が必ず残っています。木道からお花畑に足を踏み入れずに撮影することは可能ですので、絶対に足を踏み入れないようにお願いいたします。

周遊コース奥のミヤマクロユリは、つぼみのものもまだありますので、もう少し楽しませてくれると思います。ミヤマキンバイ・ミヤマキンポウゲも少しずつ数を増やしてくることだと思います。

 

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