ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.15(2006/08/19) @

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(Update:2006/08/24)

 

【大雪渓】

大抵、お盆期間中に少なくとも一日程度は雨に見舞われますが、今年は連日天候に恵まれ、まるで7月のぐずついた天候を取り戻すかのような勢いを見せています。今年はカレンダーの曜日の都合から、お盆休みからすっかり通常モードに切り替わっている方がいらっしゃると思えば、先週末から今週末までずーっとお盆休みという方もいらっしゃり、お盆休みの人出が今週末まで途切れなく続きました。また、全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍を来週に控えて、多くの選手の方々が、最終調整のため、県道乗鞍岳線を駆け上がっていました。

19日(土)はお昼ごろに曇や霧に見舞われることがあったものの、夕方には再びよい天候が戻り、終日まずまずの天気のもとで、ノリクラを楽しむことができましたが、20日(日)は、午前中と午後とでは、全く別の日といってもおかしくないほどの急変ぶりでした。例年、お盆を過ぎると、秋の雰囲気がどことなく感じるようになってきますが、今年はまだその傾向は全くないようです。

積雪量の変化は先週とほぼ同じくらいで、下部は先週と同様、昨年より2〜3週間ほど遅い状態で、上部は昨年より1〜2週間ほど遅い状況です。

今回は、19日(土)の画像を中心に、20日(日)の様子を織り交ぜながらお伝えします。

 

【観光センター前】

早朝の観光センター前駐車場は、早くから満車に近いほどの駐車率を見せています。それでも、8時に満車になったお盆よりも、一時間ほど遅れて満車になりました。まだまだ、人出は衰えていないようです。

 

長蛇の列 「お帰りの便も込み合い、乗車できないこともあります...」

シャトルバスに乗車しようとする方々の列はご覧のような状態です。ただ、先週の状態を経験していると特別多いということはありません。

 

この時期になるとさすがに初めてノリクラにお越しになるスキーヤー・ボーダーはほとんどなく、スキー板や自転車の積み込みも要領を得たものです。雪渓の状況は後ほどご紹介いたしますが、まだ、雪渓上部右側の中緩斜面が残っていて、これからノリクラに初めてお越しになるスキーヤー・ボーダーでも、何とか滑走可能なエリアは残っています。ただ、バーン表面のスプーンカットなどの凹凸が大きく、慣れていないとやや滑りづらい状況ですので、ある程度のスキーレベルが必要であることは間違いありません。

 

タクシーの利用 − 長蛇の列を尻目に

グループで利用される場合は料金に遜色がないことから、シャトルバスの長蛇の列を尻目にタクシーを利用される方も結構いらっしゃいます。今回のお盆期間でもそうでしたが、混雑が激しくなると、どうしてもシャトルバスは運行時間に若干の乱れが出てきます。したがって、待ち時間や所要時間を節約したい方は、タクシーを利用するのも一考かもしれません。

 

来週の大会に向けて最終調整

全日本マウンテンサイクルリング in 乗鞍を一週間後に控えて、最終調整にお越しになっている方々もたくさんいらっしゃいます。同じチームジャージを着たこちらの方々も、来週の大会に出場されるとのこと。昨年のように天候に恵まれた大会になることを期待したいですね。

 

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