第21回 全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍

Vol.1「大会前日」 @

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(Update:2006/09/26)

 

県道乗鞍岳線を舞台に、標高1450メートルの乗鞍高原から標高2720メートルの長野・岐阜県境までの20.5kmは、この大会に参加される方々にとって、特別な場所です。一年のうち3分の2は冬季閉鎖され、通行可能期間が極端に短く、梅雨や雷雨などの荒天を計算に入れると、現地での練習がかなり限られる状況です。

この大会を草分けに各地でヒルクライムレースが開催され、もっとハードなステージのある大会もありますが、やはり標高2500メートルの森林限界を超えた空気の希薄なステージは、この場所でしか体験できないかと思います。

 

【大会前日の朝】

観光センター前駐車場

早朝から会場の準備が始まっています

8月26日(土)の早朝、今日から全日本マウンテンサイクリングin乗鞍が始まります。今日は、午後から大会受付の手続きや各種イベントが、この観光センター前駐車場で行われます。したがって、前日の夕方から駐車禁止の措置がとられ、大会会場の準備が早朝から行われています。

 

シャトルバス停留所も駐車場の外に

いつもは観光センター駐車場内で発着するシャトルバスは、一般路線バスの停留所になっている県道沿いの停留所を供用して運行されます。

 

明日の大会のために毎週この道路でトレーニング 剣ヶ峰登山を兼ねて山頂神社へお参り

午後から開始される大会受付のため、大勢の選手が観光センター前駐車場を訪れます。明日の競技に向けて少しでも試走したいと考える選手も多いかと思います。以前は大会本番かと思うほど、多くの選手が試走していましたが、事故などが相次ぎ、前日の試走は禁止されました。

こちらの方は、明日の大会のために、毎週、ノリクラにお越しになってトレーニングを重ねてきました。今日は走行練習ができないため、これまでの練習成果を十分発揮できるよう、剣ヶ峰登山を兼ね、山頂神社へお参りに出かけます。

 

【受付会場】

会場周辺は受付に訪れる選手の方々でいっぱいです

大会の受付は13時から開始され、受付会場に向かう選手の方々の車や自転車で、観光センター周辺は、結構、混雑しています。

 

発信機テストのため自転車での来場が必要

車検はありませんが、計時用の発信機を自転車に取り付けた後に、発信機テストを行う必要があるため、受付書類だけでなく、自転車の持ち込みも必要です。

 

チームそろって

大会会場となっている観光センター駐車場以外に、使用できる駐車場は限られていますので、本日宿泊する宿で準備を行い、宿から自転車で会場にお越しになるのが懸命です。みんなそろって受付会場にお越しになったこちらのチームも、2kmほど山麓の宿から坂を登ってやってきました。
観光センターの下にある楢の木坂(ならのきざか)は結構な急坂で、まるでシャワーを浴びたかのように汗をほとばしらせながら 会場に駆け込んできた方もいらっしゃるほどです。

 

【受付】

それでは、早速 大会受付に向かいます。

 

え〜っと、私の書類はこれかな?

大会事務局から届いた封書がなくては話が始まりません。例年、5月のゴールデンウィーク明け前後から、郵便・インターネットで申し込みが開始されますが、今年は、他の大会の関係から、一ヶ月ほど早く、4月上旬より、申し込みの受付が開始されました。

 

今年は4100名の申し込みがありました

今年も多数の申し込みがあり、インターネットでの申し込みはほとんどパンク状態で、関係者の話によると、途中で打ち切らざるを得ない状況だったようです。したがって、郵便による申し込みのほうが確実のようで、インターネット・郵便あわせて、一週間もしないうちに定員に達したとのことです。

 

発信機の取り付け ひとりでできるかな??

フロントのクイックリリースの箇所に発信機を取り付けます。右側でも左側でもかまいません。下向きになるように取り付ければOKです。

 

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