第21回 全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍

Vol.1「大会前日」 A

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(Update:2006/09/26)

 

【勝つための秘策大公開トークショー】

常勝者たちの何が何でも勝つための秘策大公開トークバトル

昨年より、イベントとして常勝者たちの何が何でも勝つための秘策大公開トークバトルが行われ、大会ではおなじみのトップクラスの選手の方々の生の話を聞くことができます。

 

左から筧選手、藤田選手、星井選手、田近選手

左から、昨年優勝の筧選手、シリーズ戦優勝の藤田選手、女子ロードの星井選手、女子MTBの田近選手です。この大会に出場する方なら、4人の選手のお名前は一度は耳にした事があるはずです。

今回は勝つための秘策というより、ざっくばらんな内容が繰り広げられた感じでした。

 

ノリクラで優勝すると一年中注目されます(筧選手)

2000m以上だと想像以上に体力を消耗します(藤田選手)

昨年優勝の筧選手は、「他の大会と違って、ノリクラで優勝する一年中注目されるんです。」と、本大会についておっしゃっていました。また、昨年の大会では、「スプリントを得意とする方なので、他の選手からかなりマークされていました」と、そのときの様子を語ってくださいました。

鳥海山と美ヶ原で行われた二つのヒルクライムの大会と、今回の大会の三つはシリーズ戦になっていて、すでに実施された二つの大会で優勝し、シリーズ優勝がほぼ確実の藤田選手は、「中間のコンクリート坂で失速するので、それまで体力を残しながら無理せず通過し、そのあとをがんばるようにします。高低差1200メートルはヒルクライムでは当たり前ですが、、標高が2000メートルを超えると体への影響が大きく、余力を残しているつもりでも、思った以上に体力を消耗していることがあります。」と、乗鞍のコースの特徴を語っていました。

 

【選手の自転車】

各選手の自転車を紹介

おそらく来場者が一番気になるのが各選手の自転車。どんなパーツをつけているのか。どんな特徴があるのか、知りたいところです。

 

フロント1枚、ボトルなし。とにかく軽量化!

興味津々

藤田選手の自転車は「ヒルクライムにフロントのアウターギアは不要なのではずしています。また、一時間くらいの大会なら、ボトルも要らないですよ」と、各部にわたって軽量化が進められています。

やっぱり他人のマシンは常に気になるもの。ライバル選手のスペシャルバイクに興味津々です。

 

そんなにじろじろ見なくてもいいんですよ!

自転車に穴が開くほど覗き込む筧選手に「そんなにじろじろみなくてもいいんです」と、つっこむ一幕もありました。

 

フロントのステムに「前へ」

昨年の優勝でメーカーから提供をうけたという筧選手の自転車。一番のスペシャルはフロントのステムに貼り付けた「前へ」かもしれません。

 

確かに貼ってあります

トークショーのあと、自転車を見せていただきました。確かにしっかり貼ってあります。モチベーションをキープさせるこのパーツが、グラム単位で軽量化を図る数々の部品に勝る効果を発揮しているのかもしれませんね。

 

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