ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.18(2006/09/09) @

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(Update:2006/09/14)

 

【大雪渓】

9月も中盤に差し掛かると、だんだん、秋雨前線や台風の動きが気になってきます。7月30日に梅雨明けして以来、雷雨を含めて、天候のひどい週末はあまりありませんでした。また、先週は夏から一気に秋に変わったかのようなひんやりとした空気に覆われ、このまま本格的な秋に突入してしまうのかと思ったほどでした。しかし、まだ本格的な秋にはもう少し時間が必要で、今週は二日とも少し湿り気を感じる気候。10日(日)は昼前から小雨が降りだすほどでした。

特に大雪渓付近など標高の高いところでは上空の気象条件が、ダイレクトに反映されるためか、山麓で晴れていても、大雪渓から上だけ霧や雲の中ということも多く、10日(日)はまさにその状態でした。これから紅葉の時期を迎えますが、雨とまではいかなくても、霧でせっかくの紅葉も台無しということも少なくありません。もちろんこれからは雨の日も多く、雨にシビアな撮影機材を用いての取材は、ノリクラシーズンで一番厄介な時期ともいえます。

積雪量の変化は、今週もスピードが遅くなり、下部では昨年より1ヶ月ほど遅く、上部は昨年より2〜3週間ほど遅い状況です。積雪は雪渓下部・中段・上部すべてにあり、これまではどのエリアでも滑走できるほどの広さがありましたが、今週からは雪渓上部左側のみの状況となっています。9月もそろそろ中盤にさしかかろうとしているこの時期に、すべてのエリアに積雪がある状態は近年ありません。

今回は、9日(土)と10日(日)の画像を織り交ぜながらお伝えいたします。今回はいつもお伝えしている雪渓の各コーナーの最後に、肩の小屋の紹介紅葉情報 を掲載しています。あわせてご覧ください。

◎ TOPICS

肩の小屋はこんなところ(8ページ目)
紅葉情報(10ページ目)

 

 

【観光センター前】

観光センター前駐車場

いつもの観光センター前駐車場。どんよりとした朝を迎えています。

 

閑散としています

来週の週末が三連休ということもあって、今朝はかなり閑散とした状態です。それでも、時間がたつにつれて、少しずつ車は増えてきます。これまでのように朝一番から出かけようとする方は少ないのかもしれません。

 

いつもなら、早朝のひとときをテラスでゆっくりされている方がいらっしゃるのですが、それも皆無。夏休みが終わり、紅葉シーズンが始まるまでの2〜3週間は、静かなノリクラが戻ってくる感じです。

 

7時のシャトルバス

こちらは7時のバス。人出の少ない状態ではありますが、それでも15名ほどの方が乗り込みます。紅葉にはまだ早いのですが、大きな撮影機材を背負う方が少しずつ増えてきた感じです。

 

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