ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.18(2006/09/09) G

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(Update:2006/09/14)

 

【肩の小屋はこんなところ】

肩の小屋

ノリクラには山頂直下の山頂小屋から、肩の小屋、位ヶ原山荘、冷泉小屋まで、いくつかの山小屋があり、さらに畳平にも銀嶺荘などの宿泊施設があります。ほとんどの山小屋が休業中であったり、期間を限定して営業する中、毎年、6月下旬から10月三連休まで、連日営業する肩の小屋は、ノリクラを訪れる登山客にとっては頼りになる存在であることは間違いありません。

今回は少しだけではありますが、肩の小屋の様子をお伝えいたします。

 

フロントで受付 夕食は17時30分、朝食は7時から

到着すると、フロントで宿泊の手続きを行います。料金は前払いです。そして、管理人から食事の日程やお願い事項などの説明を受けます。夕食は17時30分、翌日の朝食は7時。室内は禁煙です。(喫煙所が別にあります)

 

ご来光ルームから楽しめます その名も「ごらいこう」

肩の小屋は標高2750メートルと畳平よりも高いところに位置し、東側の大雪渓方面に開けたロケーションを持っていますので、ここからご来光を拝むことができます。

 

7月20日以降なら、ここからご来光を拝むことができます

そして東の空に面したご来光ルームはその名も「ごらいこう」。混雑時は宿泊ルームとして使用することもありますが、通常はパブリックスペースとなっていますので、ご自由にどうぞ...

ここから見るご来光は、北側(左側)に魔利支天岳から大雪渓に続く山肌が、北東の空をさえぎっている関係から、7月20日以降から楽しむことができます。現在は、5時20分頃、浅間山の南側から昇ります。

寒い朝でも外に出る必要がなく、ソファーもあって、ゆったりとその時を楽しむことができます。

 

【夕食は17時30分】

厨房

こちらは厨房。夕食の準備が進められています。

 

手馴れた手つきで...

今日の宿泊は25名

夏場は週末はもちろんのこと、平日もほぼ連日宿泊の予約があり、しかも、畳平や肩の小屋口バス停からやってくる登山客の休憩場所として営業をしているお昼のうどんそば・軽食コーナーを終えてから準備を行います。ですから、4人いるスタッフは休む暇もありません。

夏の忙しい時期が終わって、今日の宿泊者数は25名。土曜日としては特別多い人数ではありません。これからまた、秋の紅葉シーズンが始まると、再び忙しくなってくるのでしょう。

 

早朝出発の方には朝食をお弁当に

明日の朝食は7時からですが、ご来光登山などで、早朝、小屋を出発する方にはお弁当を提供することもできます。今日はちょっときれいに盛り付けできましたので記念撮影...

 

17時30分、夕食が始まります。

 

【夜は...】

夜のひと時

乗鞍岳には電気は来てません。電線は岐阜県側の乗鞍スカイラインは道路の管理事務所がある夫婦松まで、長野県側の県道乗鞍岳線は三本滝レストハウスまでです。それより上部の施設はコロナ観測所・宇宙線観測所などの研究所や畳平の施設を含めすべて自家発電で、肩の小屋も21時には発電機を停止します。それまでの間、しばしの団欒です...

 

今日の「議題」は、管理人の旅行記のようですよ。

 

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