ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.1(2007/03/09) @

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(Update:2007/03/16)

 

【大雪渓】

2006年のノリクラシーズンが終了し、4ヶ月ほどが経過いたしました。皆様、お元気でお過ごしでしたでしょうか?今シーズンのノリクラ雪渓カレンダーの更新再開は5月中旬を予定しておりますが、速報でもお伝えしたように、3月1日にオープンした位ヶ原山荘の取材のため、現地入りいたし、大雪渓周辺の撮影も行ってきましたので、プレリリース版としてお伝えいたします。また、当初は位ヶ原山荘のみの掲載を予定しておりましたが、編集の都合から、ツアーコースから大雪渓・位ヶ原周辺の情報とあわせて、このプレリリース版でお伝えいたします。
なお、プレリリース版については、不定期更新で行っていきますので、ご了承下さいますようお願いいたします。

今回、現地入りしたのは3月9日(金)〜10日(土)の二日間で、数日前には位ヶ原で雨が降り、完全に春雪状態でしたが、7日(水)〜8日(木)は全国的に冬に逆戻りする天候となり、位ヶ原では30〜50センチの積雪となり、取材当日は高気圧に覆われ、雪質・天候とも恵まれました。ただ、必ずしも好条件ばかりではなく、取材翌日の12日は乗鞍高原でも荒れた天候が続き、位ヶ原山荘付近は昨晩から吹雪となり、一晩で20〜30センチの積雪となりました。したがって、視界の効かない吹雪の中では、地形や気象などに熟知していないと危険なことも想定できますので、経験者と同行されるなどの対策をとるようお願いいたします。

参考のため、記事の中ではタイムテーブル・装備などについて触れていますが、その日の天候・各個人の体力などで大きく異なりますので、その点を踏まえたうえで読み進めてください。

今回はコンテンツが多いため、下記に目次を掲示いたします。

◎ 今回の目次

Page-1 : 【乗鞍高原からツアーコースへ】    【ツアーコース出発】
Page-2 : 【ツアーコース】    【ツアーコース−まだまだ続きます】
Page-3 : 【ツアーコース−森林限界・位ヶ原】    【ツアーコース−位ヶ原から大雪渓へ】
Page-4 : 【雪渓下部 T】
Page-5 : 【雪渓下部 U】    【雪渓上部】    【肩の小屋】
Page-6 : 【大雪渓から位ヶ原山荘への滑走ルート】
Page-7 : 【位ヶ原山荘は3月1日にオープン!】    【位ヶ原山荘、拝見】
Page-8 : 【夕暮れ】    【夕食の準備】    【日の出】    <編集後記>

  

 

【乗鞍高原からツアーコースへ】

乗鞍高原温泉スキー場第三駐車場

こちらは乗鞍高原温泉スキー場 第三駐車場。夏秋シーズン中はシャトルバスの停留場「すずらん橋」のある駐車場です。今日はここからスキー場トップのかもしか平までリフトを乗り継ぎ、そこからツアーコースを登ります。

第三駐車場はご覧のようにうっすらと新雪が積もり、雲ひとつない紺碧の晴天に、高天ヶ原と、大日岳、乗鞍の主峰 剣ヶ峰、蚕玉岳、朝日岳へ続く峰々が真っ白に輝いています。

 

今回の案内人 − 位ヶ原山荘支配人 六辻さん

すでに何度もご案内しておりますが、乗鞍の八合目にある位ヶ原山荘は、今シーズンより3月1日から10月末まで、連日、営業を行います。位ヶ原山荘は県道乗鞍岳線に面していますが、この時期、山荘はもちろんのこと、山荘に続く道路も完全に雪の中。したがって、必要な物資は全て人力で荷揚げする必要があります。この日も週末に訪れるお客さんのために、食料や日用品などを運び上げます。今回はその荷揚げに同行させていただき、ツアーコースや位ヶ原山荘までのルートなどを案内していただきました。

 

ツアーコース入口までリフト3本を乗り継ぎます(08:45) 1回券を3枚購入

ツアーコースのある かもしか平まではリフト3本を乗り継ぎます。

 

平日とあってプライベートゲレンデ状態 目の前にツアーコース入口(国設第3ペアリフト)

この日は平日でまだ早朝ということもあって、スキーヤー・ボーダーの影はまばら。プライベートゲレンデを楽しむことが十分楽しむことができそうです。乗鞍第3ペアリフト、国設第1クワッドを乗り継ぎ、かもしかゲレンデに架かる国設第3ペアリフトに乗ると、目の前にツアーコースの入口を左手に確認することができます。

 

【ツアーコース出発】

ツアーコース入口

最上部の国設第3ペアリフトを降りるとまず最初に目に飛び込んでくるのがこの看板。ゲレンデコース外の滑走を禁止とする注意が記されています。ゲレンデコース外はスキー場の管理外区域となります。また、ゲレンデ外での事故に対する責任はお客様自身にあるとも記されています。

これより先に見えるやや急な斜面が、位ヶ原に続くツアーコースの入口です。

 

シールを貼って... アウターを脱いで...

今回の二日間を見ると、スキーヤーはシールを使用していらっしゃる方が大半のようで、シールでできた幅の狭いトレースの上をスノーシューで歩くのは少し歩きづらい部分があるかもしれません。

時間は9時をすでに回っていますが、かもしか平の気温は0℃。今日は日差しがありますので、アウターを脱いで歩く準備を整えます。

 

ツアーコースを出発!(09:30)

それでは、位ヶ原・大雪渓に向けて出発です。

 

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