ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.1(2007/03/09) A

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(Update:2007/03/16)

 

【ツアーコース】

急坂へ (09:30)

ツアーコースは、標高2000メートルのかもしか平から、位ヶ原山荘から県道乗鞍岳線を約1.5kmほど進んだ標高2440m付近にある11号カーブに出るまでの樹林帯の区間と、さらにその先の森林限界を超えた 位ヶ原の雪原を大雪渓・山頂方面に向かう区間に分けられます。

 

ツアーコース最初にやや急な斜面を登ります。おそらくこの時期にツアーコースを訪れる方なら、経験・体力的にほとんど問題となる斜度・距離ではないと思いますが、今回は右の画像をごらんのように、斜面がごろごろとした雪の塊に覆われ、少しなだれたような状況でしたので、注意が必要です。

 

急斜面を登りきると... あとはなだらかな緩斜面 (09:50)

この急斜面を登りきると、樹林帯の中をなだらかな緩斜面が続きます。ちょっとここで一休み...

 

春スキーシーズンに向けて荷揚げの日々が続きます

位ヶ原山荘は、春スキーシーズンに向けて、宿泊客やお昼休みなど休憩に訪れるスキーヤーなどで賑わいます。車道が雪に埋もれているこの時期、必要な物資の搬送は人力に頼るしかありません。しばらくの間は荷揚げの日々が続きます。

 

【ツアーコース−まだまだ続きます】

展望のない樹林帯の中を進みます (10:00)

先ほどの急斜面をすぎ、樹林帯の中、展望の開けないコースを進んでいきます。

 

行く先に剣ヶ峰 (10:05) 剣ヶ峰に向かって進み続けます

展望が開けない状態もそれほど長くはなく、行く先に乗鞍の主峰 剣ヶ峰が樹林帯の中から頭を出し始めます。この後は若干の見え隠れはあるものの、剣ヶ峰のピークを目指しながら進んでいきます。

 

コース脇には番号表示 (10:25) 「下から数えて7番まであるんですよ」

ツアーコースの脇には番号が表示されています。下から順番に7番まで振ってありますので、天候の悪い日などは、歩行距離の目安になります。ただ、等間隔でないようですので、その点はご注意ください。

 

剣ヶ峰の左に高天ヶ原が姿を現します  (10:45) 位ヶ原に向かって左にカーブ

さらに進むと、剣ヶ峰の左側に高天ヶ原が姿を現し、剣ヶ峰とツアーコースの樹林帯の間には、森林限界を超え、白一色の位ヶ原が見え始めます。また、この付近からは撮影する方向とは反対側に穂高の山並みが見えますが、この日は雲に覆われ確認することができませんでした。

ツアーコースはここから大きく左にカーブして、位ヶ原に向かいます。森林限界までもう一息です。

 

雪不足で沢が埋まりきっていません (10:55) この先を過ぎると様子が一変します

途中、小さな沢があります。位ヶ原山荘支配人の六辻さんの話では、例年、この沢は完全に雪に埋まり、このような窪みはないそうです。こんなところでも、今年の雪不足をうかがい知ることができます。

コース全体の7分の6までやってきています。この先を過ぎるとコースの様子がガラっと一変します。

 

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