ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.1(2007/03/09) D

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(Update:2007/03/16)

 

【雪渓下部 U】

雪渓下部右側

こちらは大雪渓入口から雪渓下部右側方面を見たところです。夏シーズンのノリクラ雪渓カレンダーでは必ず撮影していますので、ご存知の方も多いかと思いますが、大雪渓入口を数メートル入ると、「高山植物等の採取は禁止されています」などのお願いの記載された看板があります。
その看板が、画像右下に頭だけ見ています。昨年は6月中旬まで全く姿を見せませんでしたので、今年と昨年とは積雪量に大きな差があることがわかります。

 

7時半にスキー場駐車場を出発 山頂までトライしてみます!

お昼近くには30〜40名近くのスキーヤーの方が大雪渓にお越しになっていますが、大半の方の装備がシールであるため、大雪渓には二本のレールに沿ってやってきます。したがって、大勢の方がお越しになっても、レールはたったの二本です。

足早に急いで駆け上っていくこちらの方々は、なるべく早く到着しようと、営業前のスキー場駐車場を出発してやってきました。7時半くらいに出発したものの、かもしか平に到着したときにはリフトで上がってきた人たちのほうが先になってしまったとか...それでも山頂までがんばります。

 

ストックで突き刺して30センチ、スノーシューだと15センチ沈み込みます

この画像は10日(土)で、降雪から丸一日経過しています。それでも9日(金)は真冬日の一日でしたので、若干、落ち着いている感じはありますが、表面がパックされていることはありません。今回は、大雪渓と位ヶ原では比較的に雪質に違いがあり、位ヶ原では、所々、表面がパックされていることがありました。

 

見た目よりもやわらかめで浮遊感があります (雪渓下部右側)

雪質はシュプールをご覧くださればお分かりかと思いますが、画像よりもやわらかめで、浮遊感があります。

 

モーグルコーススタート地点の岩(雪渓下部右側)

7月上旬、いつも、この岩付近をからスタートするモーグルコースができます。例年、5月下旬ごろ、昨年は6月中旬ごろから頭を出し始めるこの岩は、ご覧のように50センチほど頭を出しています。雪解けで出てきたというより、おそらく、積もっていないといったほうが正確なのかもしれません。

【雪渓上部】

雪渓上部全景

こちらは雪渓上部全景。画像に右から朝日岳、蚕玉岳、剣ヶ峰の峰々がみえますが、剣ヶ峰の直下の崖に雪がついていません。例年なら、もう少し白く雪がついているようで、ここにも小雪の様子が伺えます。

 

雪渓上部右側 雪渓中段(魔利支天岳)

左の画像の雪渓上部右側の画像では蚕玉岳の下あたりでは雪面が光っていて、雪面が風にたたかれている様子がわかります。

 

雪煙がつむじも巻く 風紋

今回は大雪渓ではそれほど風は強くありませんでしたが、肩の小屋のある室道ヶ原方面に近づくにつれて風が強くなり、時折、雪煙がつむじを巻くこともあり、西から山麓へ吹き抜けて雪面にはきれいな風紋が見られます。

 

【肩の小屋】

肩の小屋は西側部分はすっぽりと雪に覆われています。

 

肩の小屋に続々と

肩の小屋はまだ営業を開始していませんが、休憩場所のない大雪渓で、唯一、平坦な場所であり、これから山頂に向かう方や、大雪渓を滑り降りる方がやってきます。

 

肩の小屋前で小休憩

かもしか平から3時間半かけてやってきたこちらのグループ。ここで休憩をとって、これから山頂に向かうとのこと。今日はツアーコースを登ってくる人がいっぱいで、まだ、これから登ってこられる人もいるようです。

 

山頂方面

こちらは肩の小屋前から夏道方面を見た山頂付近。所々、雪面が光っていて、雪面が凍っている箇所もあるかと思いますので、十分注意が必要かと思います。

 

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