ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.2(2007/03/17) @

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(Update:2007/03/22)

 

【大雪渓】

先週に引き続き、今週もよい天候に恵まれたため、現地入りいたしましたので、プレリリース版Vol.2をお伝えいたします。

前回のプレリリース版Vol.1では、9日(金)〜10日(土)の晴天の二日間の様子をお伝えいたしました。その晴天はそこまでで、翌日の11日(日)の位ヶ原は吹雪となり、最低気温マイナス14℃、最高気温マイナス8℃とさらに寒さが増し、降雪は14日(水)まで続きました。したがって、今回は降雪がおさまって二日経過していて、降雪の翌日に現地入りした先週ほどの雪質ではありませんでした。特に今回は降雪からの時間的な経過よりも、強風による影響がかなり大きく、後ほど詳しく紹介いたしますが、大雪渓などではとても滑走できる状態ではない箇所もあります。

強風に加えて、この二日間の気温は異常ともいえるほどの低温で、17日(土)正午の大雪渓はマイナス10℃で、18日(日)はさらに低く、朝の最低気温はマイナス20℃、正午の大雪渓はマイナス12℃でした。きれいに晴れ渡った青空があったからこそ、なんとか歩き回ることができた次第です。この状態で吹雪いていたらと思うとゾーっとします。

今回もツアーコース、位ヶ原・大雪渓周辺の様子に加えて、3月1日にオープンした位ヶ原山荘の様子などもあわせてお伝えいたします。
また、前回のプレリリース版でもお伝えしましたが、プレリリース版は通常版の更新開始までの不定期版としてお伝えしていく予定ですので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

今回はコンテンツが多いため、下記に目次を掲示いたします。

◎ 今回の目次

Page-1 : 【ツアーコース入口】
Page-2 : 【ツアーコース出発】  【位ヶ原は猛烈な世界】
Page-3 : 【雪渓下部】  【大雪渓駐車場トイレ】
Page-4 : 【雪渓上部】  【魔利支天岳】
Page-5 : 【肩の小屋】
Page-6 : 【位ヶ原山荘】
Page-7 : 【夕食がはじまります】  【食後の団欒は貴重なひととき】  【信州 乗鞍岳 位ヶ原山荘】  <編集後記>

  

 

 

【ツアーコース入口】

3月17日(土) ツアーコース入口

こちらはかもしか平ゲレンデの最上部にあるツアーコース入口。時刻は9時半を回り、すでに多くの方がお越しになっています。

 

この時間帯は一般のスキーヤー・ボーダーよりも多いほど

画面後方には、国設第3ペアリフトの降り場があり、一般のスキーヤー・ボーダーに加えて、スノーシューや大きなザックなど、完全な登山の装備を携えた方々がやってきます。

この時間帯は、一般のスキーヤー・ボーダーよりも、ツアーコースに向かう方々の方が多いくらいかもしれません。

 

ボードの方々

こちらのボードの方々。WebSiteの取材の旨を告げると、その中の一人の方が、「あっ、いつも見てます!」と、答えてくださいました。今回は撮影で各エリアを巡回するタイミングと一緒になることが多く、大雪渓などでもお話をすることができました。若い世代でなかなか山遊びをする人が少なく、住まいは皆さんばらばらなのに、山遊びという共通の楽しみを通じて自然と集まるようになってきたとのこと。

ノリクラに限らず、自然相手の楽しみは、その楽しささえ発見できるようになってしまえば、年齢などは関係ないということですね。

 

ラッシュアワー

皆さん、我先にと急坂に向かって歩き始めます。

 

楽しい一日になりそう...

快晴無風のかもしか平。今日も楽しい一日が始まりそうです。

 

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