ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.6(2007/04/21) A
【ツアーコースに向け、かもしかゲレンデを行く】
かもしかゲレンデ | 三本滝レストハウス横まで滑走可能です |
かもしかゲレンデを登るとツアーコースの入口に差し掛かりますが、途中で除雪の完了した車道があり、シールなどは、一旦、板を外す必要があります。そのため、このゲレンデを登らず、三本滝ゲートから車道を歩いて登っていかれる方もいらっしゃいました。
また、ご覧のように、かもしかゲレンデは三本滝レストハウス横まで問題なく滑走可能です。
車道部分 | 法面部分の積雪が崩れかけています |
先週から比べると、場所によって20〜30センチくらいは雪解けしていると思います。雪解けに伴って、右の画像のように法面部分の雪が崩れ始めています。
先週と同様、左へ登っていく | ヘアピンカーブを過ぎて、上のゲレンデへ |
先週と同様、車道を左へ登っていき、ヘアピンカーブを過ぎたところで、上のゲレンデに到着します。
ここから再びゲレンデへ |
ここから再びゲレンデを登っていきます。この付近は先週とほとんど積雪量に変化はありません。
ここから山頂が一望できるはずですが... | 雪がだいぶ汚れてきました |
本来ならここから高天ヶ原と剣ヶ峰が一望できるはずですが、空には鉛色の雲しか見えません。この後、天候は回復することなく、今日一日をとおして、山頂付近を確認することはできませんでした。
雪面は先週と比べてだいぶ汚れが目立ちます。数週間前の黄砂の影響が降雨によって表面が雪解けし、あらわれたのかもしれません。
【ツアーコース入口】
ツアーコース入口 |
かもしかゲレンデを登るとツアーコース入口にたどり着きます。このときの時刻は10時を少し過ぎたところ。少し遅い時刻ではありますが、いつもなら、まだまだ、たくさんのスキーヤー・ボーダーが登っているはずですが、ご覧のように誰もいません。
若干、ブッシュはあるものの、滑走には問題ありません |
ツアーコース入口付近は、若干、ブッシュが出始めましたが石などはなく、来週からGWが始まりますが、滑走には問題はありません。
アイゼン(左)、わかん(右) |
18日(水)に降雪があり、そのやわらかい雪の上に雨が降ったため、バーンは、湿り気を含んだ重たい状態になっています。ツボ足ではちょっと沈み込みが大きく、今回もシールのほかに、アイゼンやわかんで登っていった方もいたようです。
今回の雪質だと、アイゼンだけでは、やや沈み込む感じがあり、アイゼンを装着した上で、わかんをつければ、かなり対応幅が広がります。
急斜面 |
急斜面の箇所も、少しブッシュが目立つようになってきましたが、滑走には問題ありません。
多くの方が午前中には下山を開始 |
いつもなら、午前中にツアーコースを降りてこられる方はそれほど多くありませんが、今日は何人もの方が、すでにこの急斜面を下りてこられました。
いつもご覧くださりありがとうございます |
「毎週ご苦労様です!」と、声を掛けてくださったこちらの方々は、今日は6時半から登りはじめ、上部を目指そうとし、位ヶ原に上がったものの、濃霧で断念されたそうです。せっかく、早朝から登りはじめたのに残念です。
「これからちょくちょく来ますので、よろしく〜」と、言いながら、かもしかゲレンデに向かって滑り降りて行きました。本格的な春スキーのシーズンを迎え、ゲレンデを飛び出してお越しになる方も増えてくるかと思います。今度はぜひ大雪渓でお会いできることを楽しみにしています。
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