ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.8(2007/05/03〜05) �F

【雪渓上部】

雪渓上部全景	雪渓中段（魔利支天岳）

雪渓上部や魔利支天岳方面は、先週とほとんど変わりありません。

山頂付近

山頂付近の岩肌の状態も先週とほぼ同じです。

日が傾き、白い山肌に表情が見えてくる	雪面は急に硬くなることが少なくなってきました

太陽が西に傾き始めると、白い山肌に自らの影がグラデーションを作り始めます。この時間帯になると、白一色の中に、雪の表情が見えてくるようになります。

日が傾き始めると、雪面は急に締まってきます。それでも今までのように急激に硬くなることはなく、そんな変化からも季節の移り方を感じることができます。

【肩の小屋】

こちらは肩の小屋

先週と比べて、雪付きの悪い箇所で少し雪解けが進んでいます。

先週より地面がかなり出てきました（小屋東側）

こちらは小屋東側の広場で、もともと雪付きの悪いところです。そのときの状況によって、凍結していたり、表面が解けて、地面が露出したりを繰り返しています。おそらく先週から、着雪したり、凍結したりを繰り返しているかと思いますが、先週よりも地面の面積が増えてきています。

肩の小屋の屋根付近は、逆に増えています。屋根の頂点に向かって、先週より２０センチほど、せりあがっているかと思います。

山頂に向かって．．．

本当に良くお越しになります。３月にも一度お会いして、そのときのお話だと、６月くらいまでお越しになるが、バスは使ったことがないというツワモノです。今日は山頂まで上り、大雪渓に向かって滑り降りるそうです。まだ、これからもお会いできるかもしれませんね。