ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.1(2007/05/12〜13) C

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(Update:2007/05/17)

 

【ツアーコースには切り株が】

コース上に切り株

急斜面を登ると、なだらかな傾斜のコースを歩いて行きます。先週まではあまり目立たなかった切り株が点在するようになって来ました。

 

ノリクラ雪渓カレンダー
プレリリースVol.8(2007/05/03〜05) C

先週から比べてかなり目立ちます
=雪解けは50センチ程度=

急斜面を上りきって数十メートルのところです。先週はほんのちょっと頭を出していた切り株が、ご覧の状態になっています。この一週間で50センチ程度は雪解けが進んでいます。

 

@の標識の反対側切り株 大きな切り株が点在

もう少し進むと、@の標識のところに出ます。標識の反対側には大きな切り株があります。

 

ノリクラ雪渓カレンダー
プレリリースVol.8(2007/05/03〜05) C

先週から70センチほど雪解け

@の標識の反対側にある切り株は、左の画像のように、先週は切り株の頭が20センチほど出ていた程度ですが、今週は右の画像の通りです。70センチほど雪解けが進んでいます。

 

切り株は@の標識まで

@の標識のところを過ぎれば切り株はほとんどありません。

 

大きな切り株が連続し、滑走には結構気を使います

前述の状態なら、滑って下りてもそれほど苦にならないと感じるかもしれません。この画像は5月13日(日)の夕方、ツアーコースを滑走した際のもので、登りの取材から1日しか経過していませんが、かなり大きく感じます。登りと下りで目線の位置など、見え方が異なることも考えられ、結構滑りにくい状態です。

 

 

【ツアーコースを進みます】

本日のツアーコース滑走、一番乗り! 富士見岳にいってきました

今回はほとんどのスキーヤー・ボーダーの方が春スキーバスで上がりましたので、この時間帯にツアーコースを登っていく人はいません。また、春スキーバスなら、早い人なら、9時30分頃には位ヶ原まで登ることができます。

時刻は正午を回ろうとする頃、早くもツアーコースを滑り降りてくる方がいらっしゃいます。今日は春スキーバス終点の位ヶ原山荘から富士見岳に上り、そこから一気に屋根板・位ヶ原へ滑り降りて、そのままツアーコースへ戻ってこられたとのこと。富士見から見た剣ヶ峰には大勢の方が稜線目指して登っていく様子を確認することができたそうです。

春スキーバスが運行されると、これまでと比べて、稜線がかなり身近なものになります。それでも、夏スキーで大雪渓だけを滑っていることを思うと、位ヶ原山荘から山頂はかなりの距離であることは間違いありません。

夏スキーの爽快感とは別に、春スキーには、真冬の厳しさが緩み、なおかつ、広大に残る雪原に向かってすべる楽しさがあります。この時期、雪の状態が刻々と変化して行きます。今しか味わえない貴重な時間を大切にしたいですね。

 

ノリクラ雪渓カレンダー
プレリリースVol.8(2007/05/03〜05) C

先週から50センチほど雪解け

こちらはBの標識。先週から50センチほど雪解けが進んでいます。ツアーコースは5月に入って急速に雪解けが進んでいます。

 

きれいな青空 先週まで妙高に滞在
=ノリクラと同様、標高の高い所は積雪量が多いとのこと=

天候そのものに大きな変化はないものの、午前中、遠方の景色が霞んで来ました。そして、お昼を過ぎて、再び霞が取れてきました。Bの標識の付近からは、右の画像のように左に南アルプス、右に中央アルプスルをきれいに望むことができます。

今年は暖冬でスキー場では雪不足に悩まされましたが、大雪渓に至っては先週まで積雪量が増え続けました。概して、標高の高いところでは雪が多く、標高の低いところでは雪が少ないと感じます。

右の画像の方はノリクラに通い始めて20年。先週まで妙高に滞在されていたそうで、妙高でも高いところでは積雪が多い傾向が見られたとのことでした。

 

Dの標識 − 雪解けが進んでやっと姿をあらわしました

ツアーコースには下から順番に標識があります。これまでまだ確認できていない標識があり、今回はその一つ、Dの標識がやっと出てきました。高さはすでに70センチ程度まで進んでいますので、この一週間でこの高さ以上の雪解けがあったことがわかります。

 

雪付きのよくない尾根状の部分などは山肌がみえるようになってきました。左の画像の左側の山、高天ヶ原では、その様子が顕著です。

 

窪み 先週より50センチ程、雪解け

左の窪みの部分の形状は先週とほとんど変わっていませんが、右の画像のEの標識は、先週の段階で、目線よりやや高い位置でしたが、今週は、完全に見上げる状態になっています。先週より50センチほど雪解けが進んでいます。ここを過ぎれば、ツアーコースの出口までもうすぐです。

 

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