ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.11(2007/07/21〜22) B

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(Update:2007/07/26)

 

【雪渓下部 U−モーグルコース】

モーグルコース エア台

こちらはモーグルコース。いつもと同様、まずまずの賑わいを見せています。21日(土)にはありませんでしたが、22日(日)にはラインの南側にエア台が作成されました。

 

スタート付近には岩が出てくる − これ以上スタート地点を挙げることはできません

先週の三連休の最終日、7月16日(月)に従来のラインの南側に新たにラインが作成されました。今回はそれと同じものです。ただ、ご覧のようにラインのスタート付近に大きな岩ができ始めてしまい、これ以上上部にコースを伸ばすことはできません。

 

ラインの長さは18コブ − ちょっと短さを感じる

ラインの長さは18コブ。これまで20コブ以上ありましたので、モーグラーの方々の中にはちょっと短さを感じるとおっしゃる方もいたようです。

 

7月21日(土)の朝はコブの形が少しとがっていて滑りにくい状況でしたが、それでも一つ一つのコブをなめるように滑って行きます。

 

これまでよりコース長が短くなったため、ちょうど調子が出てきたところでゴールとなってしまいます。ラインが終わって雪渓下端までの距離がほとんどありませんので皆さん急制動しています。

 

コブ管理人の手が加えられて形が整えられる

7月21日(土)の朝はコブの形がよくなかったものの、程なく管理人の手が加えられ、いつものコンディションに戻ってきました。

 

最終チェックはご自身で

もちろん最終チェックはご自身で滑って確認します。

 

スコップは定期交換部品です

雪の上で使い続ければ、オールスチールのスコップもご覧のような状態になってしまいます。このスコップはメーカー保障が効くとのことで、メーカーへ送付するものの、次週には必要ですので新しい物を新調されるとか。

継続してノリクラに通い続けるには、スコップに限らず必ずスペアがないといけませんね。

 

 

【雪渓下部 V】

モーグルコーススタート付近の岩 クレパスは縮小傾向

こちらはモーグルコーススタート付近の岩。この岩の右側に7週前の 2007ノリクラ雪渓カレンダーVol.4(2007/06/02〜03)B よりお伝えしてきたクレパスがあります。長さ5メートル×幅3メートルと先週とあまり変わりありませんが、クレパスの底の部分の積雪がかなり少なくなってきていますので、来週には地面が出始めると考えられます。

 

モーグルコーススタート付近の岩 − 昨年並み

モーグルコーススタート地点の岩は先週より1.5メートルほ雪解けし、5メートル以上の高さになっています。先週と同様、昨年並みの雪解けです。

 

石碑の岩の下部 − 昨年より1〜2週間早い雪解け

石碑の岩の下部の雪渓はかなり岩の面積がひろがってきました。先週は昨年より1週間早い雪解けでしたが、今週は1〜2週間早い状況です。

 

チングルマ − つぼみができはじめています

こちらは毎年定点でお伝えしている石碑の岩にあるチングルマ。先週は若葉が全体的に広がるようになってきましたが、今週はご覧のようにつぼみがちらほらと目立つようになってきました。来週には白い花が咲く様子が見られるかもしれません。

先々週に若葉が出始め、先週は若葉が全体的に広がって、今週はつぼみをつける...一週間単位で推移してゆく高山植物は目が離せないのが現状です。

 

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