ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.16(2007/08/24〜25) �A

【大雪渓に到着】

下車してすぐ一枚余分に羽織ます	雪渓に向かう準備

シャトルバスの到着した７時の気温は１３度。観光センターを出発した時と５℃も気温差があります。下車した方の中には一枚余分に羽織る光景も見られます。

まぶしく光る朝日の中、雲海に浮かぶ山々がきれいな輪郭を見せていますので、早朝の澄んだ空気の中の光景を少しだけお伝えいたします。

遠景の山並みがきれいに折り重なります

こちらは大雪渓駐車場から少し登った３号カーブ付近からの光景。おそらく同じような写真はノリクラの観光案内のパンフレットなどでご覧になることが多いかと思います。日が高くなるとなかなかここまできれいに見られる日は少ないと思いますが、天気の良い早朝であれば、めぐり合える確立は比較的多いといえます。時期としてはもう少し秋が進んだほうが空気が澄んで遠景がはっきりするとおもいます。ただ、今後は天候が悪い日が多くなってくると思いますので、そのあたりの兼ね合いが難しくなります。また、９月下旬から１０月上旬の頃はきれいな紅葉が見られる時季ですので、その付近ははずせない時季と言えるでしょう。

ちなみに一番遠景に見えるのは南アルプス。その一つ手前が中央アルプスです。

屋根板方面 − ９月下旬あたりは紅葉のスポットです

ノリクラの紅葉は眼下にパノラマのように広がる屋根板付近を見逃してはなりません。近景で見る紅葉とはまた一味違うものです。今年も紅葉情報を掲載する予定ですが、ノリクラの紅葉の概要については、乗鞍紅葉情報（紅葉の歩き方） をご覧いただき、また、昨年の紅葉状況については、２００６紅葉情報 をご確認ください。

こんな雲を眺めていると秋の訪れを早くも感じてしまうものです。

それでは雪渓上部へ向かう準備を整えて出発です。

【グリーンサポートスタッフ − 登山道整備】

登山道でいつものグリーンサポートスタッフの方々が作業をしていらっしゃいます。大雪渓に向かう前に少しだけ様子を覗いて見ます。

今日は登山道脇に看板を設置する作業を行っています。

こちらの方はグリーンサポートスタッフの制度が発足される前から森林パトロールを行っていらっしゃいます。もう何年になるでしょうか？長いお付き合いです。

看板を設置したり、登山者への啓蒙など、地道な作業がこれからも連日続きます。