ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.23(2007/10/13〜14) A

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(Update:2007/10/18)

 

【シャトルバス、大雪渓へ】

乗鞍高原でもきれいに色づいている木々を見つけるようになってきました

先ほど申し上げたように、シャトルバスが出発してまだ間もない鈴蘭地区でも、赤く染まるカエデ類を見つけることができます。そして右の画像の紅葉しているものはヤマウルシ。シラカバなどに先駆けて紅葉します。シラカバやミズナラは年によってきれいに色づかないときがありますが、このヤマウルシだけは毎年きれいに色づいてくれますので、ご覧のように沿道に並んでいると目を和ませてくれますが、決して触れないように注意しなければなりません。

 

三本滝ゲート

こちらは三本滝ゲート手前にある停留所。レストハウス前の駐車場にはあまり車は停まっていませんが、始発の便とあって、乗車される方が結構いらっしゃいます。もっともまだ朝早いためもう少し時間が経てばお越しになる方も増えてくることと思います。

 

三本滝ゲートからマイカー規制。この付近から本格的な紅葉が始まります。

 

どこを見回しても紅葉ばかり − 車内からは歓声が沸きあがります

右を見ても左を見てもどの車窓からも紅葉しか見えません。したがって前方であろうが後方であろうがどの座席でも車高の高いシャトルバスからの眺めは特等席といえます。夜な夜な車を走らせ、ようやくシャトルバスに乗車した方も多いとおもいます。長距離運転の疲れから、夏場などグリーンシーズンでは畳平や肩の小屋口に到着するまでしっかり仮眠される方もいらっしゃいますが、秋のこのシーズンは仮眠どころか、こんな風景に感嘆の一声が車内に響き渡ります。

 

位ヶ原山荘 まだまだ紅葉は続きます

乗鞍高原を出発した頃はどんよりとした天候でしたが位ヶ原山荘付近からは山頂付近の稜線もはっきりと確認できるようになってきます。この付近から展望も開けるようになり、お越しになったカメラマンの方々は車窓の状況を見ながら、どのバス停で下車しようか相談を始める様子が車内のあちこちで始まります。

例年、冷泉小屋などの中腹の紅葉がピークを迎えると、位ヶ原山荘より上部のエリアでは完全に紅葉が終わってしまいます。今年は紅葉が遅れたこともあって、正真正銘の全山紅葉となっています。車窓にはまだまだ紅葉のシーンが続きます。

 

位ヶ原山荘を過ぎてしばらくするときれいな青空が広がるようになります。そして眼下にはきれいな雲海が広がるのが確認できます。

 

宝徳霊神バス停

こちらは位ヶ原山荘の次のバス停、宝徳霊神です。

 

普段は誰も乗降しないバス停もこのときばかりは大賑わい

普段は全く乗降者のいないバス停も今日はたくさんの方が下車します。続々と下車する方につられて、一緒に降りるカメラマンの方もいらっしゃったようです。そして、一目散に撮影ポイントへ向かいます。

 

そんなカメラマンの方々を追い抜きながらシャトルバスは次の肩の小屋口バス停に向かいます。

 

大雪渓に到着

そんな鮮やかな色彩を堪能した後に大雪渓のある肩の小屋口に到着です。

 

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