ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.25(2007/10/27〜28) A

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(Update:2007/11/01)

 

【雨の乗鞍高原】

乗鞍高原はどこを歩いてもきれいな紅葉ばかり。

 

ホソエカエデ 足元には錦の絨毯が広がります

雨に濡れて一層彩りが鮮やかになります。こちらはホソエカエデ。大雪渓や位ヶ原周辺では紅葉が進んで枯れ葉状態になってから落葉するものが多く、それほど色彩を感じませんが、ご覧のようにホソエカエデの周囲は錦の絨毯が広がっています。木々の彩りだけでなく、落葉の彩りも楽しめるのが山麓の紅葉の楽しみ方の一つでしょう。

 

善五郎の滝駐車場

こちらは善五郎の滝の駐車場。今日は観光センター前駐車場よりも訪れる車の数が多いほどです。

 

善五郎の滝 散策路 - 紅葉スポット

善五郎の滝までの散策路はわずか数百メートルですが、紅葉の見事なスポットです。

 

ミズナラの紅葉 幾何学的な模様を見つけるのが楽しい

大半がミズナラとシラカバの林で、シラカバの紅葉はほとんど終わり、ミズナラの紅葉が進んでいます。右の画像のような幾何学的な模様を見つけるのも面白いでしょう。

 

ミズナラ以外の紅葉もあります

そんなミズナラの紅葉の中にも他の木々を見つけることができます。

 

落葉探しもなかなか楽しいもの

ブナやミネカエデの落葉を所々に見つけると落葉探しもなかなか楽しいものです。乗鞍高原一帯はブナは少なく、シラカバやミズナラ、そして、カラマツの林が目立ちますが、これらの木々が多いのは、古い時代からこの森が人々に利用されていたことを物語っています。その昔、風林火山で知られる武田信玄が開発した大樋銀山(おおびぎんざん)で、この地が栄えたことは有名です。


■ご注意■

今回の記事の中には初めてノリクラにお越しになる方を対象としてないものが含まれています。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。大雪渓は新雪が降っても急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。

 

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