ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.10(2008/07/19〜20) F

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(Update:2008/07/24)

 

【7月20日(日)、三連休本番の賑わい】

早朝5時、西の空には朝焼けと帰宅しようとする満月 − もう満車に近い状態

三連休初日の19日(土)に梅雨明けが発表され、翌日の20日(日)はノリクラの山頂付近にたなびく雲が朝焼けに染まる朝を迎えます。時刻は5時、気温は17℃。この時点で観光センター前駐車場は130台ほどの車がやってきて、6時のシャトルバス始発便まで1時間ほどありますが、周辺を散策する方や山頂に向かう準備を始める方の姿があちこちで見かけられるようになります。そして、そんな様子を確認し終えた満月が高天ヶ原の南の空に沈んで行きます。

 

こちらは始発の6時便のシャトルバス。

 

いつもなら1台で十分な状態ですが、ご覧のように列ができるほど。この便は2台が運行されました。

 

7時便を待つ列 ノリクラは必ず来ます。原点ですから

そして、こちらは次の7時便を待つ行列。まだ20分ほどあるにもかかわらずご覧の状態です。そして、こちらの親子のスキーヤー。毎年お越しになりますが今年のノリクラ入りは初めて。「次週からは別の場所でトレーニングを行いますが、ノリクラは原点ですから必ず来ます。」と、おっしゃってくださいました。

 

7時30分ほぼ満車 − 空きスペースを探します タクシーの運転手さん − 今年も笑顔で

そして、7時30分を過ぎる頃になるとほとんど満車となり、駐車場を右往左往する車が目立つようになります。そして、こちらのタクシーの運転手さんも久しぶりの再会。「WebSiteで出てくる運転手さんは今年は来てますか?」と質問を受けることがありますが、ご覧のように元気にやっていらっしゃるようです。

 

【位ヶ原山荘で一休み】

位ヶ原山荘にシャトルバスが停車

さて、こちらは位ヶ原山荘。シャトルバスが停車します。

今回はここで小休憩。

 

大雪渓の常連 − やはり生ビールにひきつけられます

いつもの大雪渓の常連の方々。こんなこともない限り大雪渓以外の場所に立ち寄ることも余りありません。生ビールで乾杯です。

 

畳平や大雪渓とは違った風景

畳平や大雪渓とはまた違った風景が広がり、少しばかりの滞在時間でしたが、ノリクラは色々なエリアで楽しむことができる所が魅力の一つでしょう。

自転車も一旦停車 − 止り木に寄り添う自転車

停車するのはシャトルバスばかりではありません。今日は自転車置き場にたくさんのロードサイクルやMTBがサドルをかけています。まるで止り木のよう...

 

やはりここで一休みしたくなるもの

位ヶ原山荘は観光センターから距離15km、標高差は950mで県境までの全行程の4分の3のところに位置します。本来ならゴールの県境まで一気に登って行きたいものですが、一旦休憩してのんびり先を進めばよいでしょう。

 

ゆっくりとした時間の流れに...

ここで残雪模様を眺めていると時間の流れが本当にゆっくりと感じるものです。

屋根板付近

ご覧のように屋根板上部には雲が垂れ込みますが、日差しが見え隠れする天候で、時折、風も吹き抜けてます。ヒルクライムにはもってこいのコンディションでしょう。

 

ツアーコース付近 11号カーブ

こちらは位ヶ原山荘から1.5kmほど進んだツアーコース付近。左の画像はツアーコースから位ヶ原へ登る急斜面付近です。先週から比べるとかなり雪解けが進んでいます。おそらく来週にはほとんどなくなるのではないかと思います。

 

位ヶ原お花畑

ツアーコース付近の11号カーブからさらに進んだ位ヶ原のお花畑。雪解けは進むものの、まだ、広範囲にわたって積雪に覆われています。それでも雪解けの終了した箇所では少しずつ高山植物のつぼみが見られるようになって来ています。

 

今日も数多くのヒルクライマーが畳平を目指して登って行きます。このあたりから残雪の残る山肌が目の前に迫ってくるようになります。

 

5号カーブ 4号カーブ

宝徳霊神バス停のある5号カーブを過ぎるあたりになるとご覧のように雪の壁に差し掛かります。

 

夏の雲が行き交う中を冷涼な風が吹き抜ける

きれいな夏の雲が浮かぶ青空と雪の壁からそよ吹く涼しい風を体験することは自転車でここまでやってきた者しか体験することができません。

 

ヒルクライムは今年から挑戦

昨年秋に自転車を購入し、ヒルクライムは今年から挑戦。もちろんノリクラでのヒルクライムは今回が初めてとのこと。雪の壁から雪解け水が汗のようにほとばしる様子は立ち止まってよく観察しなければなかなか気がつかないもの。好きなところで脚を止めて、ゆっくりと景色を眺めることができる所はシャトルバスなどでは絶対に味わうことのできない体験です。

 

【下山のシャトルバス】

午後の畳平 − 下り便は絶えず行列

さて、こちらは午後の畳平。下りのシャトルバスは絶えず行列ができる状況。

 

肩の小屋口バス停 − 14時下り便

最も混雑が激しかったのは14時便(畳平発14時10分)。こちらは大雪渓入口の肩の小屋口バス停に停車したときの様子ですが、7台のシャトルバスが運行されました。

 

14時便はほとんど乗車できず − 少しあきらめモード

しかし、畳平ですでに満車状態。ほとんどのスキーヤーが乗車できずに次の便を待ちます。すぐには来ないバスを横になって待ちます。

 

1時間後にやっと乗車

いつもならすぐに増発されるバスも今回は約1時間ほど経過してやってきます。それでもこのバスに乗車できず、さらに1時間後の便を待つ方もいらっしゃったほどです。 Next

 

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