ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.12(2008/08/02〜03) E

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5  6  7  8

(Update:2008/08/07)

 

【雪渓上部 V − モーグルコース】

雪渓上部左側 − 上は昨年並み、下は1週間遅い雪解け

こちらは雪渓上部左側。大雪渓の中でも急斜面のバーンが広がり、シーズン終盤まで積雪の残るエリアです。昨年と比べて上部付近は雪解けがやや遅くなってほぼ昨年並み、下部は先週と同様、1週間ほど遅い状況を見せています。

 

モーグルコース

こちらがモーグルコース。2日(土)は雪渓下部のモーグルコースにも滑走されるモーグラー・ボーダーの姿が見られましたが、3日(日)はほぼ完全に人出はこちらにシフトしていました。

 

 

エア台

比較的、広いエリアを必要としないエア台もこちらに新設されています。

 

クロスがきれいに入って注目の的。

 

尾根の下端部分 − モーグラーの休憩場所

こちらは雪渓上部を左右に分ける尾根の下端部分。コブのラインのすぐ近くとあって、休憩は持って来いの場所です。

 

短い夏だから今こそスイカ!

平地では連日猛暑日が続いていますが、ノリクラの夏はかなり短いものです。今年はほとんど空梅雨で、梅雨の時期でも夏を思わせるようなときもありましたが、例年、7月下旬の梅雨明けからお盆当たりまでがこの冷涼な大雪渓でも夏らしい暑さを感じることがあります。そして、お盆近くになると、秋のような空気が漂い始めることが敏感にわかるほどです。

したがって、こんな風にスイカをおいしくいただくことができるのもほんのひと時。ただでさえ、雪渓上部の斜度に体が順応していない中、ブーツや板など重たい道具と一緒に運んで来られたことに感服です。

 

先週のモーグルコーススタート地点 − 何人かのモーグラーが登って行きます

左の画像は先週のモーグルコースのスタート付近。何人かのモーグラーの方々がここまでハイクアップされます。

 

ラインの間際には岩の頭

そして、果敢にスタートを切ります。しかし、ご覧のようにラインのすぐ近くには岩の頭が待っています。

 

ゴールまで猪突猛進

一歩間違えばそのまま岩とケンカすることになります。そして、周囲のモーグラーが見つめる中、ゴールまで猪突猛進して行きます。

 

一般的なスタート位置は尾根の下端付近

この状態ですから、一般のモーグラーの方のスタート位置は先週よりもかなり下がって、15コブ・75メートルとなっています。

 

ラインの長さは短くなるものの、難易度は結構高いようで、ラインを下まで滑りきることができないケースも見かけられ、まだまだコブに挑戦する日々が続くことと思います。

上端 − ほぼ昨年並み

こちらは雪渓上部左側の上端部分。

 

先週から比べて、あまり雪解けが進んでいません。そのため、ほぼ昨年並みの推移を見せています。

 

上端から − 下端部分まで200メートル

この上端から雪渓上部左側の下端までの距離は先週の215メートルから200メートルに短くなりましたが、まだまだ十分な滑走距離があります。 Next

 

<<Back | Next>>

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会