ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.19(2008/09/20〜21) C

Top-page > Index > Page: 1  2  3  4  5  6  7  8

(Update:2008/09/25)

 

【雪渓上部 T】

雪渓上部全景 − 全体的に1週間遅い

こちらは雪渓上部。エリアによってばらつきがありますが全体的に1週間ほど遅い状況です。

 

先週の雪渓上部右側全景
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.18(2008/09/13〜14) C

先週の雪渓上部右側全景
先週の3箇所のうち、上部は完全に雪解け

こちらは雪渓上部右側。先週の段階で雪渓は3個所の分断されました。先週の画像と比較してお伝えしますが、そのうちの上部はご覧のよう完全に雪解けが完了しました。

 

下部の2箇所は残っています
昨年より1週間以上遅い雪解け

しかし、下部の2箇所はご覧のように残っています。昨年も3箇所に分断されましたが、その後は下部の2箇所が雪解けして上部の1箇所が最後まで残りましたが、今年はその逆の推移を見せています。

そのため、一概には比較できませんが、雪渓の面積から考えて、昨年のより1週間以上遅い雪解けを見せています。

 

下部の2箇所

こちらがその下部の2箇所。大きさはどちらも縦15メートル×横15メートルほどです。

 

リフト土台 − 雪渓から63メートル

そして下の雪渓部分からみたリフト土台までは先週の55メートルから63メートルになっています。

 

上端から

二つの雪渓を合わせた距離は36メートルですが、実はもう一つその下にもあります。【雪渓上部 U】 のコーナーで雪渓上部下端としてお伝えしたものですが、もうここからはその様子をうかがうことができません。先週から今週にかけての雪解けが遅いため、雪渓上部右側は全体的に昨年よりも1週間以上遅い状況を見せています。

 

【雪渓上部 U】

雪渓上部左側 − 上は昨年並み、下は3週間以上遅い雪解け
=はじめての方はこのエリアの滑走はご遠慮ください=

こちらは雪渓上部左側。大雪渓の中でも急斜面のバーンが広がり、シーズン終盤まで積雪の残るエリアです。上端と下端の雪解けに違いがありますが、雪解けのペースは徐々に遅くなり、先週は上端が昨年並みから1週間ほど早い状況でしたが今週は昨年並みに。そして、下端は2週間以上遅い状況から3週間以上遅い状況になっています。

このエリアは30度近い斜度があり、雪渓の下端部分は岩場で構成されています。初めての方やソフトブーツのボードの方はご遠慮くださいますようお願いいたします。

 

雪渓上部左側 下端 落書きの岩
 − 昨年より3週間以上遅い状況 −

こちらは下端部分。先週はようやく落書きの岩が姿をあらわし、ちょうど文字の下のあたりまで雪渓がありましたので、今週は50センチ程度の雪解けです。先週は昨年よりも2週間以上遅い状況でしたが、今週は雪解けのペースが落ちて3週間以上遅い状況です。また、先週もお伝えしたように、昨年は一昨年よりも3週間ほど早い状況でしたので、今年が特に雪解けが遅いということではなさそうです。

 

先週の雪渓上部左側上端付近
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2008/09/13〜14) C
今週の雪渓上部左側上端付近
ほとんど雪解けが進んでいません

こちらは後ほどお伝えする雪渓上端エリアにあるモーグルコースのスタート付近です。先週の画像と比較してお伝えしますが、ほとんど雪解けが進んでいないことがわかります。


昨年の雪渓上部左側上端付近
2007ノリクラ 雪渓カレンダーVol.20(2007/09/22〜23) E
今週の雪渓上部左側上端付近
ほぼ昨年並み

こちらはモーグルコースのスタート位置よりも少し左寄り(南寄り)の部分です。昨年の画像と比較してお伝えします。先週と同様、ほぼ昨年並みであることがわかります。

 

先週の雪渓上部左側上端
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.18(2008/09/13〜14) C

今週の雪渓上部左側上端
ほとんど変わらず

モーグルコースのスタート付近から20メートルほど上がった部分に雪渓上部左側の上端があります。先週の画像と比較してお分かりの通り、こちらもほとんど雪解けが進んでいません。

 

昨年の雪渓上部左側上端付近
2007ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.20(2007/09/22〜23) E
今週の雪渓上部左側上端
ほとんど変わらず

先週当たりから上端の位置が徐々に下方へ移動するようになって来ましたが、今週はその位置はほとんど変わっていません。また、昨年の画像との比較では、ほぼ昨年並みということがわかります。

 

上端から − 長さ113メートル、昨年より2週間以上遅い状況

上端部分の位置がほとんど変わっていませんので、雪渓上端から雪渓下端までの距離は先週の120メートルから113メートルと微減です。そのため、昨年より2週間以上遅い状況となっています。 Next


■ご注意■

今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンにしてください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。

 

<<Back | Next>>

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会