ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.21(2008/10/04〜05) A

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(Update:2008/10/09)

 

【大雪渓に到着】

大雪渓に到着すると多くの方がバスから降り立ちます。

 

ここから下りながら撮影

シャトルバスから降りるとカメラマンの方々は早速三脚の足を伸ばし始めて撮影モードに入ります。紅葉シーズンはシャトルバスで一旦上部まで上がり、車道沿い、もしくは登山道を下りながら撮影するスタイルが一般的ですが、畳平まで行かずに大雪渓駐車場の肩の小屋口バス停で下車することをお勧めします。

 

山頂登山へ

もちろん、山頂登山に出向く方もこちらの肩の小屋口バス停がお勧め。登山靴の紐を締めなおして出発です。もうこちらの方々も春から秋まで定期的にノリクラに通われ、10月末までのノリクラシーズンの間、もう一度はやって来たいとおっしゃっています。

 

肩の小屋への登山道も高山植物の紅葉がお勧め

いつもお伝えしておりますが、こちらが登山道の入口。夏は高山植物が足元を覆うかのように咲き誇り、今の時期はウラジロナナカマドの紅葉はもちろんですが、クロウスゴやクロマメノキの深い紫色、ミヤマキンバイ・チングルマの真紅の色合いが見事に織り成す光景が広がります。肩の小屋から上部ではあまり紅葉する木が多くありませんので、山頂登山に向かう方はここから出発されることを是非お勧めします。

 

まだまだ雪渓のスキーに通い続けます

今シーズンのスキーも残す所あとわずか。ノリクラでの新雪味わうことができるまでは何とかかんばって通い続けたい所です。

 

山頂から下山 − 宝徳霊神方面へ紅葉めぐり

さて、こちらの方々は山頂方面から降りてきた所。これから宝徳霊神方面の登山道を降りて紅葉を楽しむ所。山頂方面の登山道と異なり、少しばかり岩場が多くなりますので、ザックにくくりつけたストックを取り出します。下りは特にストックがあるのとないのではかなり違いがあります。

 

ご家族で

その最中に声をかけてくださったこちらのご家族。いつもWebSiteをご覧くださり、ありがとうございます。今日のような良い天気の中を散策すれば、絶対にまた来たくなってしまいますね。

 

「いってきます!」

そして準備が整って出発です。この付近はもう紅葉は終わりになってしまいましたが、宝徳霊神のバス停から位ヶ原山荘へ降りる登山道付近からはきれいな紅葉が始まります。そんな変化を歩きながら楽しむことができます。

 

小休憩、位ヶ原山荘から山頂へ − 色々な人々が行き交います

こちらの方々は逆に位ヶ原山荘から登ってこられた所、小休憩を取ったら山頂目指して出発です。今日はシャトルバスで到着した方、そして、山頂から降りてくる方や山頂へ向かう方など、色々な人が行き交う光景が見られ、久しぶりににぎやかな一日となりました。

 

大雪渓トイレ改修中につき、仮設トイレをご利用ください

これまでにもご案内しておりますが、大雪渓のトイレは現在改修工事が進められていて使用できません。ご覧のように少し離れた場所に仮設トイレが設置してありますので、こちらをご利用ください。周辺のトイレは登り方面では徒歩で25分ほどの肩の小屋。下りは徒歩1時間ほどの位ヶ原山荘となりますのでご注意ください。

 

 

【大雪渓トイレ改修工事】

トイレ改修工事

さて、そのトイレの改修工事ですが、今日も続けられています。

 

先週工事の階段は完成

先週、作業が進められていた階段はご覧のようにできあがっています。画像の反対のバス停側にもこれから階段が作られるとのこと。

 

今日は受水槽の設置

今日はこちらに受水槽が設置されます。設置前の最終確認です。

 

大型クレーンで吊り上げられて...

台座に下ろされます 慎重に位置決め

設置されます。図面どおりに設置されるよう位置決めを慎重に行います。

 

魔利支天岳の雪解け水を溜め込みます

魔利支天岳の山肌から流れ落ちる雪解け水をこの受水槽にためます。ここに2トンの水を貯めることができ、トイレで使用される水は1回に300mlほどとのこと。今後、両サイドの開口部分を塞いで水槽の形に仕上げます。

避難小屋工事

トイレの北側の駐車場でも避難小屋の工事が進められています。

 

基礎部分が終了し、今後は建物部分へと進みます

基礎部分の埋め戻しが終わり、建物部分の鉄筋が立っています。次の週末までには壁の部分ができるとのことです。 Next


■ご注意■

今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンにしてください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。

 

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