ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.24(2008/10/25〜26) C
【位ヶ原山荘】
そろそろ日没を迎える位ヶ原山荘。
今日も薪ストーブを囲んで団欒が続きます。
厨房 − 支配人自ら腕を振るう |
こちらは厨房。10月末の営業終了を控え、支配人自らが腕を振るいます。
「私だってちゃんとできますよ〜!」 |
いつもは料理好きなスタッフの方が采配していた厨房で今日は支配人ひとり。「ひとりで大丈夫ですか??」と、声をかけさせていただいたところ...「何を言っているんですか!ちゃんとできるから大丈夫ですよ」と、この道 十年以上の経験から滲み出る笑顔と余裕感はいつもと変わらないものです。
夕食 − 早速、箸は鍋へと |
そして、夕食が始まります。何度も通われるこちらの方々はこれを待ってましたばかりに鍋をつつきます。
これがあるから、人生は楽しい |
なんといっても、一日の終わりはこの一杯が最高!これがあるからこそ、今日一日の極寒があってもそんな苦労をすっかり忘れ、再び明日も大雪渓に向かってしまうのです。
薪をくべながら... |
薪の状態を確認しながら飛び交う会話に耳を傾け、その会話にちょっとしたエッセンスを付け加える。それがホストの役割なのかもしれませんね。
会話は聴くもの・しゃべるもの...そんな時間が夜遅くまで続くのです。
【10月26日(日)、早朝から降雪】
うっすらと雪 |
さて、一夜明けて、10月26日(日)は早朝から降り始めた雪がうっすらと積もっています。時刻は早朝6時、気温は0℃。降り始めて1時間程度のこと。
7時ごろには完全に積雪 − 路面は真っ白 |
降り始めの頃はちらちらとした小降りでしたが、7時近くになると本格的降り方になって、ご覧のように路面は完全に真っ白になります。
⇒ | ||
先週の位ヶ原山荘付近 |
先週の位ヶ原山荘付近 色彩のないモノトーンの世界 |
位ヶ原山荘周辺の画像を先週のものと比較しておりますが、これまでのカラー映像が完全に白と黒のモノトーンの世界になっていることがわかります。
積雪は魔利支天付近まで |
この積雪は魔利支天付近まで続きます。そのため、県道乗鞍岳線は三本滝ゲートより上部は通行止め。シャトルバスは運休となりました。
位ヶ原11号カーブ、ツアーコース入口付近 − 完全な冬景色 |
こちらはツアーコース入口付近の11号カーブ付近。完全な冬景色となり、おそらくしばらくはこの冬景色が続くことと考えられます。(→ Next)
■ご注意■
今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンにしてください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。
Copyright (C) 乗鞍香辛料監視委員会 |