ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.5(2009/04/25〜26) A

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(Update:2008/04/30)

 

【かもしかゲレンデ】

それではかもしかゲレンデを出発してツアーコースを目指します。

 

雪解けした地面もうっすらと雪化粧 まだまだ十分な積雪

かもしかゲレンデはゴールデンウィークに開催が予定されているスノーパークの準備に向けてゲレンデ内から雪を寄せ集めているため、積雪が少なくなっている箇所では先週当たりから地面が見え始めるようになってきました。しかし、朝からの降雪でご覧のようにうっすらと雪化粧を始めています。

地面が見え始めている箇所はゲレンデ脇の一部分で、シールでの登行や滑走においては問題となる箇所はありません。

 

ゲレンデ内の県道乗鞍岳線

ゲレンデ内を縫うように進む県道乗鞍岳線は除雪が進んでゲレンデは上下2箇所で分断されています。

 

積雪量は先週と変わらず、昨年よりやや少ない

積雪量は先週とあまり変わらず、昨年よりやや少ない状況。ただ、先週と異なっている点は、右の画像の部分で法面部分がしっかりと出てきて、上のゲレンデに登ることができるようになって来ましたので、車道を経由せず直登することも可能です。

車道で上のゲレンデに向かう場合は次のヘアピンカーブを曲がったすぐ先に登り口があります。

 

ヘアピンカーブの先の上部ゲレンデへ

こちらがそのヘアピンカーブ。画像には入っていませんが、もう少し雪が多い状態であれば、ヘアピンカーブの外周部分に残る雪をたどって行くと、スキー板をはずさずに下部のゲレンデから上部まで向かうことができますが、今回は所々で途切れて困難です。

 

積雪1メートル、ほぼ昨年並み

ここから上部ゲレンデに向かいます。積雪は1メートルほど。先週よりも20センチほど少なくなり、ほぼ昨年並みです。

 

【ツアーコース T】

ここからはツアーコースの状況をお伝えします。

 

黄砂の春雪が再び雪化粧

先週は黄砂で汚れたバーン状況でしたが、朝からの降雪でご覧のように再び白い雪肌へ戻って来ています。ただ、軽い雪質ではなく、水分の多いべったりとした湿雪です。

 

ツアーコース入口周辺は雪解けとともにブッシュの面積が増え始めています。

 

先週の急斜面入口
ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版Vol.4
(2009/04/18〜19) B
今週の急斜面入口
先週より30〜50センチの雪解け

先週は一箇所しか確認できなかった切り株も点々と見られるようになって来ました。こちらは同じ切り株を先週と今週の状況。この1週間で30〜50センチ程度の雪解けが見られたことがわかります。

 

ブッシュは全体的にはまだ問題ありません

ツアーコース入口から急斜面全体を見てもまだ、それほど気になるほどのブッシュや切り株ではありません。

 

昨年のツアーコース入口急斜面
2008ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版
Vol.6(2008/04/26〜27) A

先週のツアーコース入口急斜面
ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版
Vol.4(2009/04/18〜19) B

先週のツアーコース入口急斜面
やや雪解けが進むものの、ほぼ昨年並み

こちらは急斜面を登りきる最後の箇所。この付近では先週と比べてやや雪解けが見られるものの、ほぼ昨年並みの状況です。

 

今後は一気にブッシュ・切り株が目立つようになります

今後、積雪量が減少すると、ある時点でブッシュ・切り株が一気に目立つようになってきます。また、春スキーバスが運行され、多くの方が滑走することでバーンが削られて積雪量の減少がさらに進むことも考えられます。 Next

 

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