ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.5(2009/04/25〜26) B

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(Update:2008/04/30)

 

【ツアーコース U】

入口急斜面を登り切って、ツアーコースをさらに進みます。

 

どこもベタベタの湿雪に覆われる

標高約1800メートルの三本滝レストハウス付近から雨から霙に変わりましたが、それよりも上部では雪質にほとんど変化が見られず、このさきもベタベタの湿雪が降り続きます。

 

積雪5〜10センチ。下地には黄砂の春雪が

ツアーコース下部の積雪は5〜10センチ。少し表面を削ってみると、黄砂で汚れた春雪が現れます。

 

@番標識付近は切り株がもっとも多い

急斜面を登りきった先から@番標識までの区間でも切り株が姿をあらわし始めました。ツアーコースの中でも@番標識より下部がもっとも切り株が多いところで、今後、さらに雪解けが進んで、切り株が多くなってきた場合、滑走に十分注意する必要があります。

 

湿雪でも新雪感を楽しむ

この湿雪ではありますが、場所によっては新雪感を楽しむことができるほどに積雪があります。

 

本当に好きでないと出向こうという気になりません

こちらはノリクラには良くお越しになる常連の方。この天候でツアーコースに出向くには経験と状況判断が必要となります。それにしても、ノリクラが本当に好きでないとこの天候では出向こうという気にはならないものです。

 

トップが雪面に突き刺さる重たい雪に苦労しながらも...

そんなノリクラの常連の方に同行して、今回、ノリクラ初挑戦の方もスキーのトップがググっと雪面に突き刺さるような重たい雪質に苦労しながら滑り降りてきます。これからノリクラ通いを始められるとのこと...

こんな悪天候にノリクラデビューをされましたが、次回は天候の良いときに是非お越しください。

 

今シーズン最後の新雪感を脳裏に焼き付けて...

決してよいとはいえない雪質ですが、それでもこの時期にまとまった降雪に恵まれることはありません。今シーズンはもう最後かもしれない新雪の感触を脳裏に焼き付けるかのように滑り降りて行きます。

今日はツアーコースで出会ったのはお二方のみ...静かなノリクラが楽しめますが、今日はそんな穏やかな感覚は全くありません。

 

昨年のB番標識
2008ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.6
(2008/04/26〜27) B
先週のB番標識
ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版
Vol.4(2009/04/18〜19) B

今週のB番標識付近
先週より30センチ少なく
昨年より20センチ少ない

こちらはツアーコース中間付近のB番標識の積雪の状態。先週より30センチほど減少し、昨年よりも20センチほど少ない状況です。

 

ツアーコース上部は積雪20センチ以上、湿雪は変わらず

ツアーコースをさらに進んで上部付近に差し掛かると積雪量は場所によって20センチ以上にまで達します。しかし、それでも雪質の状況は変わりません。

 

視界が効かず、位ヶ原すら見えない

天候の良いときであれば、ここから高天ヶ原と剣ヶ峰を一望できますが、それどころか手前の位ヶ原の台地すら見えない状況。

 

昨年のD標識
2008ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.6
(2008/04/26〜27) B

先週のD番標識
ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版Vol.4
(2009/04/18〜19) B

今週のD番標識
昨年・先週より30センチ少ない

こちらはツアーコース上部付近のD標識。先週から30センチ程度減少しています。そして、昨年との比較では先週と同様、30センチほど少ない状況です。

ツアーコースは3月中は昨年より多い状況でしたが、4月上旬で昨年並みとなり、それ以降は、昨年よりも少ない状況が続いています。

 

先週のE番標識手前のウェーブ
ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版Vol.4
(2009/04/18〜19) B
今回のE番標識手前のウェーブ
全体的に積雪量が減少

D番標識を進んでE番標識手前にウェーブ状の箇所があります。こちらもD番標識と同様、減少傾向が進んでいます。ウェーブの形状はほとんど変わりありません。

 

そして、ツアーコース最後のE番標識を過ぎれば、位ヶ原まであと一歩です。 Next

 

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