ノリクラ 雪渓カレンダー

プレリリース版 Vol.6(2009/04/29〜05/03) F

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(Update:2008/05/07)

 

【5月3日(日) − 三本滝バス停】

三本滝レストハウス前駐車場

昨日、運行が開始された春スキーバスですが、翌日の5月3日(日)は乗車口の三本滝バス停付近の様子をお伝えします。時刻は8時を回ろうとしている頃。三本滝レストハウス前のアスファルトの駐車場はほぼ満車状態です。

 

春スキーバスの到着

時刻はちょうど8時。1日3便運行される春スキーバスの始発便が三本滝レストハウス前の停留所に到着します。

 

乗車券の販売

バスの到着に先立って乗車券の販売が行われますが、続々と訪れるスキーヤー・ボーダーの方々で長蛇の列が続きます。

 

スキー板をトランクに収納 − 山スキー用のストックは似たものが多く、車内への持込をお勧めします。

春スキーバスに乗車される方の大半がスキーヤー・ボーダーですので、乗車券を購入した後に、トランクに板を収納します。7月以降のシャトルバスの場合、ストックも一緒に入れ込む場合もありますが、山スキーで使用されるストックの大半が同じメーカーのものが多く、自分のものと他人のものがわからなくなってしまうことが多々あります。そのため、ストックは車内に持ち込んだほうが良いでしょう。

 

大半がスキーヤー・ボーダーのため、
座席よりもトランクのほうが満杯になってしまう

補助席まで使用すると1台のバスに50名ほどが乗車できます。しかし、乗客の大半がスキーヤー・ボーダーで、板を収納するトランクの容量の都合から、1台当たり40名ほどしか乗車できません。

 

トランクへの荷物の収納も完了し、すべての乗客が乗り込んで出発を待つばかり...

 

三本滝ゲートが開けられ出発です。

この日は6台の春スキーバスが運行されました

この便は6台の春スキーバスが位ヶ原山荘に向けて運行されました。土日など乗客数の多い日は、複数台の春スキーバスが運行され、乗車できないケースはほとんどないと考えられますが、できる限り早めに準備され、バス到着前にバス停に出向くことをお勧めします。

この時期は降雪・凍結する日も多々あって、運休になることもあります。快晴の朝を迎えたときは三本滝ゲート付近ではなんら問題なくても、早朝の冷え込みで、県道乗鞍岳線上部の路面が凍結することもあります。

また、今後、ツアーコースの雪解けが進んで下山も春スキーバスを利用する場合は、下山バスが出発する前までに位ヶ原山荘へ戻ってくる必要があります。時間にゆとりを持った行動をお勧めします。

 

<編集後記>

春スキーバスの運行が始まって、ノリクラはまた新たな季節を迎えます。毎年、同じ流れを繰り返し、その中でも時々の変化をつかんで行くことが、自然の中での過ごし方だと思います。その繰り返しの積み重ねが、新たな目線を見つける糸口を必ず作ってくれます。同じ場所を同じ季節に、さらに何度も見直すこと...いろんなところに出歩くことができても、実際はこれがなかなか難しいことです。

3月末よりお届けした ノリクラ雪渓カレンダー プレリリース版 は本号を持って今シーズンの連載を終了します。そして、1週間のお休みを頂き、5月中旬からノリクラ雪渓カレンダー 正式版のリリースを行います。10月末までの四季の変化を追い続ける日々が今シーズンも始まります。

 

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