ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.4(2009/06/06〜07) B

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(Update:2008/06/11)

 

【春スキーバス、大雪渓駐車場へ延長運行開始】

大雪渓駐車場 − 肩の小屋口バス停

こちらは大雪渓駐車場。先週まではまだ雪に閉ざされていましたが、ご覧のように除雪が行われ、肩の小屋口のバス停も設置されています。

 

春スキーバスは今日から大雪渓駐車場まで延長運行開始

今日から位ヶ原山荘行きの春スキーバスが大雪渓駐車場(肩の小屋口バス停)まで延長運行が開始されました。

 

春山入山計画書を配布します

バス下車時に春山入山計画書の用紙が手渡されます。この点は、位ヶ原山荘止まりだった昨日までの春スキーバスと変わりありません。

 

手分けしてスキー板の搬出 剣ヶ峰を指差して...

バスのトランクからスキー板を搬出するのも手分けして行います。そして、目の前に広がる剣ヶ峰に向かって、これから目指すアプローチのルートを指差します。

 

トイレが使用可能になりました

先週までは閉鎖されていた駐車場横のトイレが使用されるようになりました。大雪渓のトイレは昨年10月にバイオ処理するための改修工事が行われましたが、県道乗鞍岳線は10月末に冬季閉鎖されたため、このトイレが使用されるのは実質的に今日が最初といっても良い状態です。

 

出発の準備

大雪渓駐車場では出発の準備に取り掛かる姿があちこちで繰り広げられます。

 

準備が整った方から大雪渓へ...

 

親子一緒に山頂目指して!

昨年も春スキーバスが大雪渓駐車場まで延長運行されたときにお越しになりました。今日も親子一緒で山頂目指します。

 

大雪渓を一斉に登り始めます

大雪渓駐車場への延長運行は本日朝の試運転で決定され、大半の方が位ヶ原山荘から歩くことを念頭にやってきた所での延長運転は多くのスキーヤー・ボーダーの方々には朗報だったと思います。

延長運行が開始されて、ノリクラはまた新たなシーズンの節目がやってきたと感じさせられます。

 

【避難小屋】

避難小屋

さて、前述の通り、トイレが使用できるようになりましたが、昨年11月に完成した避難小屋も準備が始められています。

 

窓を被う戸板を外すところから作業が始まります。

 

避難小屋周辺の除雪

3月末から5月上旬にかけて連載した ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版 などでもお伝えしておりますが、この周辺は真冬はほとんど雪が積もらない状態でした。(参考 → ノリクラ 雪渓カレンダー プレリリース版Vol.6(2009/04/29〜05/02) C

この積雪は避難小屋の横を走る県道乗鞍岳線の除雪に伴うものです。

 

切望した避難小屋は今日から使用開始!

この避難小屋が完成したのは、県道乗鞍岳線が冬季閉鎖された昨年11月上旬で、完成とともに戸板で降雪対策が施されてましたので、今日が使用開始初日です。

大雪渓周辺は、多くのスキーヤー・ボーダーがお越しになり、また、剣ヶ峰に向かう方の登山口ということもあり、雪解けが進んだ7月以降は多くの登山者が訪れるエリアでもあります。これまでにも突然の雷雨に見舞われて、ずぶ濡れと閃光・雷鳴にさらされながらシャトルバスを待つこともあって(参考 → 2006ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.14(2006/08/12) A )、完成した避難小屋は、このフィールドに訪れる方々にとって大きな安心感を与えてくれる存在です。

マイカー規制が開始されて5年が経過してようやく避難小屋が完成しました。当たり前のことですが、今後の利用に関しては、誰もが気持ちよく使用できるように心がけて行く必要があります。 Next

 

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