第4回 乗鞍天空マラソン

(2009/06/20〜21) C

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(Update:2008/07/03)

 

【レースは中盤を迎えて】

レースも中盤を迎える頃になると...

 

給水所(エイド)が大賑わい

にぎわってくるのが給水所。位ヶ原山荘前に設置された第4・6エイドは本来なら水とスポーツドリンクだけですが、ここが折り返し地点となったことから、おにぎりとバナナも一緒に提供されました。

 

おにぎりは酢飯がベースになっていて、疲れた体がシャキッとします。

 

紙コップに注いでいる最中から... 選手の手が次々に...

レースが始まった頃はテーブルにずらっと並んでいた紙コップもほとんどなくなり、係の方がペットボトルから注いでいる最中から、次々と選手から手が伸びます。

 

テントの奥でバナナも皮むき処理している途中でも... ご覧の通り...

バナナもご覧の通り、皮むきの処理が全く追いつきません。

 

口一杯におにぎりをほおばるこちらの方々...

 

今回始めての出場 − 折り返し地点に行く前に早々と休憩! エッ!折り返し地点はまだこの先なの〜!...

今回初めて天空マラソンに参加されたとのこと。合羽の中も外も雨でぐちゃぐちゃ。それでも給水所でのひとときを楽しんでいます。ここに到達して先におにぎりやバナナをほおばる選手の中にはそのまま引き返そうとされる方もいて、あわてて折り返し地点に向かう方もいらっしゃるほど、この給水所はにぎわっていました。

 

毎年サンダルで参加 「ここのおにぎり上手いんだよね〜」
手には山盛りのおにぎりが...

マラソンにはそれなりのシューズで臨むのが一般的ですが、こちらの方はご覧のようなサンダルでこの大会を毎回出場されているとのこと。「雨の日は靴よりもこちらのほうがいいですよ〜」と、おっしゃりながら、「いつも、このおにぎり、おいしいんですよね〜」と、片手に乗せられるだけのおにぎりを持って下山して行きました。

 

【レース終盤】

レース後半に差し掛かると、折り返し地点ではうっすらと見えている富士見岳や屋根板方面の残雪の様子を、レースタイムなど関係なく、ゆっくりと眺める選手の方々が多くなってきます。

すぐにも下山して着替えたいと思うものの、多くの選手にとって、この風景はなかなか巡り合えないもの。雪景色をバックに雨の中をわざわざ持参したカメラに向かってピースサインを送る姿などがありました。

 

煙っていた雪景色もはっきりとしてきて... レース終了間際には晴れ間も

そして、レースが終わりに近づくにつれて、無情にも天候が回復し始めて、雲間に青空が覗き始めます。

 

最終ランナーがやってきます

この大会の制限時間は5時間で、さらにそれぞれの関門で通過時間が設定されています。この時間を超えると後ろの救護車両に乗車することとなります。

 

最後の選手が折り返し地点を通過して...

すべての選手がゴールに向かって下山して行きました。

 

三本滝ゲート − ゴール地点

位ヶ原山荘で折り返して8kmの下りコース進むと、三本滝ゲートのゴール地点に到着。

 

こんな出迎えにこれまでの苦労が吹き飛びます

ゴールに到着した選手をご覧のように一人一人出迎えてくれると、それまで苦労して走ってきた辛さとかは一気に吹き飛ぶもの...

 

完走証の発行

ゴールに到着すると、ご自身の名前・タイムが明記された完走証が発行されます。

 

<編集後記>

今回で4回目を迎えた乗鞍天空マラソン。応募者数は年々増加していて着実に人気が高まっているように感じます。ただ、この時期の大会ですので、常に天候に悩まされ、開会式の挨拶でも「恒例の雨の中での大会となり...」という言葉が出た瞬間に選手の中からも笑いが出るほどでした。

また、昨年までは6月最終週だったものを一週間前倒しして実施されました。今年の6月は比較的天気の良い週末が続いていたものの、たまたま、この日だけが悪天候となり、本当にこの大会と雨とは、切っても切れない関係になってしまった感じさえあります。でも、来年こそは「天空」のもとで、大会が実施されることを願っております。

 

Copyright (C)   乗鞍香辛料監視委員会

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