ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.8(2009/07/04〜05) C

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(Update:2008/07/09)

 

【雪渓中段】

雪渓中段

雪渓下部の北端のモーグルコースの岩と南端の石碑の岩の間を上がったエリアで、雪渓上部の雪渓下部を結ぶ緩斜面です。

 

雪渓中段の中央付近の岩の頭
昨年とほぼ同じかやや雪解けが早い状況

雪解けとともに雪渓中段の中央には岩の頭が出てきます。昨年とほぼ同じかやや早い雪解け状況を見せています。

 

肩の小屋への登山道はまだ姿がありません 雪渓中段全景

大雪渓北側にある、肩の小屋に向かう登山道はほとんど姿を見せず、積雪量の多い状態を見せていますが、全体的には昨年より若干雪解けが早いといえます。

 

こちらはではショートポールを設置してアルペンのトレーニングが続けられています。

 

滑走する様子をビデオで撮影して...

その都度、登ってきた途中で確認します。

 

ノリクラでの練習は荒れたバーンでの強いエッジングを

ノリクラのガタガタのバーンはエッジの接地面積の少ないため、その中で、より強いエッジングができるかが、良い練習へとつながって行きます。レースでは必ずしも良い条件で滑走できるわけではなく、その悪条件をクリアしないと順位が上がっていかないものです。海外遠征などとは違った意味でノリクラでの練習は役立つものと考えています。

親子二人三脚をノリクラで続けて行く意味がここに感じられます。

 

【雪渓上部 T】

雪渓上部全景

雪渓上部の様子をお伝えします。先週までは雪渓上部の左上から朝日岳直下まで積雪がつながり、上部からの滑り込みができましたが、今週は途切れてしまいました。

 

昨年の雪渓上部全景
− 今週は、下は昨年よりやや少なく、上はほぼ同じ −
2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.8(2008/07/05〜06) E

こちらは昨年の雪渓上部全景。こちらの画像を今週のものと比べると、雪渓上部エリアの下の部分(画像手前)は昨年よりもやや雪解けが早く、上の部分はほぼ同じ状況といえます。

 

基礎キャンプ

雪渓上部は広大なフラットバーンが広がっているため、基礎スキーキャンプには最適なエリアとなっています。

 

渇きを感じなくても、こまめに水分補給を...

日差しがなく太陽の照りつけはありませんが、体の乾きを感じなくとも疲労を蓄積させないために、こまめに水分補給をされることをお勧めします。

 

この時期としては珍しいほど綺麗なバーン

前にもお伝えしたように降雨が少ないため、縦溝やたけのこ状の再氷結がないため、ほぼ完全なフラットバーンがあります。状況としては6月上旬から中旬ごろの綺麗なバーンで、安心して楽しく滑走することができる状態は、7月に入ってからはなかなかお目にかかることができないといっても良いでしょう。

 

一瞬たりとも見逃さずに − 連写写真は滑りを細かくチェックするのにいいんですよ

先生の滑る様子をヒトコマとも見逃さないようにカメラをその姿を追います。「ムービーもいいんですが、カメラで連写したものを後で確認すると、細かくその滑りをチェックすることができ、また、生徒さんに滑りの解説することができるんですよ。」と、おっしゃってくださいました。

 

暑くもなく寒くもない中、さらに好条件のバーンに恵まれて、7月上旬としてはこれ以上ない一日を送ることができたように思います。

 

【雪渓上部 U】

雪渓上部右側全景 登山道

雪渓上部は中央から尾根が下に延びて雪渓は右と左に分かれ始めます。こちらは右側の雪渓で、例年だと、ポールレッスンをされる方々が多く訪れます。雪渓上部右側の北端には登山道が見え隠れするようになって来ましたが、まだまだ広大なバーンが広がっています。

 

いつまでも佇みます − なぜかノリクラは良いんですよね

雪渓上部はどこをとってもビューポイントといっても良いエリアです。「なぜかノリクラは良いんですよね。」といいながら、いつまでもここで佇むスキーヤーの姿を拝見すると、滑ることを忘れてここに居つづける理由がなんとなくわかる気がします。

 

雪渓上部右側の上端 − ほぼ昨年並み

こちらは右側の雪渓の上端部分。状況としてはほぼ昨年並みです。

 

怪しく雲がかかり始める −夏場は特に局所的な天候を見せます

三ヶ月ぶりのスキーとおっしゃるこちらの方々、摩利支天下の急斜面を滑りたくてうずうずしています。摩利支天下の急斜面も雪解けが進んでそろそろ終わりの時期となってきました。その後は大雪渓エリアの中での急斜面は画像の隣にある雪渓上部左側のエリアだけとなります。右の画像のように雲が怪しくかかり始めていますが、ノリクラの天候はどの天気予報を見ても正確にはつかめないもので、特に夏場などでは、大雪渓駐車場から少し車道を下った4号カーブ付近から上部だけ雲に覆われているなどといった局所的な天候を見せるときもあるほどです。

 

昨年の上端からの画像
2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.8(2008/07/05〜06) E
今週の上端からの画像 − 大雪渓入口まで510メートル

 上端から雪渓下端までの距離は510メートルと昨年と同じですが、雪渓中段付近では昨年よりもやや雪解けが早い状況がわかります。 Next

 

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