ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.11(2009/07/25〜26) E

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(Update:2008/07/30)

  

【雪渓上部 V − モーグルコース】

雪渓上部左側 − 上は一週間早く、下は三週間早い雪解け

こちらは雪渓上部左側。大雪渓の中でも急斜面のバーンが広がり、シーズン終盤まで積雪の残るエリアです。濃霧のため、不明瞭な画像ですが、上部は一週間早く、下部は三週間早い雪解け。特に下部の雪解けが顕著です。ただ、昨年は下部の雪解けが遅い傾向を示していましたので、今年の下部が極端に雪解けが早いというわけではありません。

 

今週からモーグルコースが移動 − いつものようにメンテナンス

そして、今週からモーグルコースが、雪渓上部左側に移動しました。いつものように、コブ管理人が作成・メンテナンスしています。

 

モーグラーも基礎スキーヤーも滑りやすいコブに

雪渓下部より斜度があること。そして、モーグラーの方々のほかに、基礎スキーの方にもお越しいただきたいという考えから、コブのピッチ・横幅が広めに作成されています。

 

長さは90メートル×21コブ

コブラインの長さは、90メートル×21コブ。通常より、やや、長めの4.3メートルピッチです。

 

雪渓下部の雪解けが進むと、モーグルコースは雪渓上部に移動します

こちらの方々は、雪渓下部のコブが終了すると、いつもノリクラのシーズンを終えていましたが、コブラインは、雪渓下部の雪解けが進むと雪渓上部に移動することをWebSiteで知って、今日始めて雪渓上部にお越しになりました。雪渓下部とは、まるで異った急斜面に、最初は慣れない様子でしたが、今日は、比較的、柔らかめなバーンということもあって、少しずつ、斜度に慣れてこられた様子です。これからも、ノリクラ通いが続くようです。

 

上端 − 昨年より一週間早い雪解け

こちらは、モーグルコーススタート地点より、45メートルほど登ったところの雪渓上端。

 

昨年より一週間早い雪解け

上端部分は、昨年より、一週間早いです。

 

上端から − 下端部分まで171メートル
昨年より二週間早い状況

この上端から雪渓上部左側の下端までの距離は171メートル。下端部分の雪解けが激しいことから、昨年よりも、二週間ほど早い状況です。

 

【豪雨の中の肩の小屋】

肩の小屋 豪雨 − 周辺の登山道では濁流が

こちらは肩の小屋。15時を回る頃になると、土砂降りとなり、肩の小屋周辺の登山道はご覧のように、濁流が流れるほどの激しさです。

 

乾燥室 − 万国旗のようにたくさんの合羽

そして、乾燥室には、ご覧のように、今晩宿泊の方々の合羽が、まるで万国旗のように、幾重にも広がっています。

 

食堂 − 夕食の準備が進む

今日は、週末とあって、たくさんの宿泊者がお越しになり、すでに、各部屋で夕食の始まる時刻を待っています。食堂でも、ご覧のように、ほぼ、準備が整った状況。

 

荒天で突然のキャンセルも...

大半の宿泊の方は、もう、チェックインしていますが、まだ、お越しにならない方もいらっしゃり、この荒天でキャンセルの電話が入ることも...

 

「困ったなぁ〜」 − 準備や段取りの仕切りなおし

すでに段取りが用意されていて、突然のキャンセルに少し困った様子。明日の朝食の用意や席順などを仕切りなおします。

 

山小屋があるから安心して登山ができます

肩の小屋の外では雷鳴が轟き、激しい雨が続いています。そんな状況で山小屋に到着すると、本当にホッとした気分にさせてくれるものです。このような山小屋は、緊急避難場所として、どんな状況であっても、継続していってもらいたいものです。 Next

 

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