ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.13(2009/08/08〜09) A

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(Update:2008/08/13)

 

【大雪渓に到着】

大雪渓駐車場に到着すると...

いつものように板を搬出する作業に取り掛かります。

 

青空に浮かぶノリクラは久しぶりの光景 日焼け止め

青空をバックに見る大雪渓の光景は久しぶりのこと。山麓では大雪渓付近が晴れていることなど、想像もできなかったスキーヤーは、日焼け止めを塗りこむところから準備が始まります。

 

大雪渓前は、ヒルクライマーや観光の方々が続々と

今日はスキーヤーばかりではなく、観光で訪れる方やヒルクライマーの姿も、今までになく多く見かけます。

 

剣ヶ峰へ登山!

これから剣ヶ峰に向けて出発します。ノリクラには季節を通して、いろいろな方がお越しになり、お声をかけていただくことも、多々あります。こちらの方々も、二年前にちょうどこの付近でしています。そのときは、まだ、一面銀世界の五月でしたが、足元すら見えないほどの濃霧の中。右も左もわからない中を地図を片手に、はじめてのノリクラで右往左往されている様子が印象的でした。

積雪期のノリクラは、一旦、濃霧に襲われると、まったく身動きの取れない状況に陥ることなど、夏のノリクラからは想像できません。こちらの方々とお会いした濃霧の時の状況は、2007ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.1(2007/05/12〜13) H で、紹介しております。

 

【雪渓下部 T】

ここからは雪渓下部の様子をお伝えします。

 

雪渓下端から大雪渓入口まで76メートル − 昨年並み

雪渓下部は、南寄りの部分の雪解けがめだつようになってきました。右尾画像は雪渓下端付近の様子。大雪渓入口までの距離は76メートルで、ほぼ昨年並みです。(昨年は72メートル)

 

幅は15メートル − 昨年並み

雪渓下端(北寄り)から大雪渓入口まで41メートル −昨年並み

この帯状の岩場は車道沿いの入口付近より一段上に上がっていて、左の画像のように、ほぼ完全に平坦になります。今後、雪解けが進み、平坦な部分がさらに帯状に広がって行きます。幅は15メートルで、ほぼ昨年並みです。

また、右の画像は、北寄りの登山道側の雪渓下端部分。大雪渓入口まで41メートルで、こちらも昨年並み。

 

スキーヤー専用道 − ウラジロナナカマド

花が終わりました

こちらは大雪渓入口付近のスキーヤー専用道沿いのウラジロナナカマド。先週は、満開の白い花が緑の中に点在する状況が見られましたが、ご覧のように花が終わっています。これから、実ができ始める様子が見られるはずです。昨年は、すでに実ができ始めていましたので、今週は、少し推移が遅いようです。

 

登山道入口

車道と雪渓との幅は34メートル − 昨年並み

こちらは大雪渓入口から50メートルほど北にある肩の小屋へ向かう登山道。ここから始まる登山道は、大雪渓の北側を肩の小屋に向かって登り、肩の小屋で畳平からのルートと合流します。雪渓下端と車道との間は、先週の23メートルから34メートルとなり、先週の段階では、昨年より、やや、早い雪解け状況でしたが、今週は、ほぼ、昨年並みです(昨年は38メートル)。

 

登山道と雪渓の間は10メートル離れる

先週は、登山道の近くまで雪渓下部の上端がありましたが、ご覧のように10メートルほど離れるようになってきました。 Next

 

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