ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.13(2009/08/08〜09) B

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(Update:2008/08/13)

 

【雪渓下部 U】

コブのラインはなくなりつつあります

先週までは、なんとか残っていたモーグルコースは、その面影は若干残っている程度で、コブのラインをすべることはできない状態になっています。

 

先週の雪渓上端付近
2009ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.12(2009/08/01〜02) B

今週の雪渓上端付近
広範囲に雪解けが進む

 雪渓上端部分は、広範囲にわたって雪解けが進んでいます。

雪渓上端付近
下端よりも上端付近の雪解けが多い

状況としては、昨年とさほど変わらないものの、下端よりも上端付近の雪解けが多い状況が見られます。

 

横幅63メートル×長さ65メートル − ほぼ昨年並み

雪渓下端の横幅は63メートル。長さは65メートルで、ほぼ、昨年並みの推移を見せています(昨年は62メートル×63メートル)。

エア台の作成

滑走距離が短くなってきているものの、エア台の練習をする分には、まだ、何とか利用できる程度の面積が残されています。

 

汗ばむ陽気に作業は辛そう

エア台の整備と同時に、着地のショックを和らげるため、着地地点にスコップを入れて、雪面をやわらかくしますが、誰も滑走しない雪渓は、スプーンカットがひどく、汗ばむほどの気候の中での作業は、かなり辛そう...

 

 

整備が終わって、お昼近くになって、、ようやく練習開始!

 

蒸し暑さに我慢の限界...

今日は、日差しはほとんどないものの、じーっとしていても蒸し暑さを感じるほどの状況に、やはり、我慢の限界に達して...

 

コレがないと...

やっぱり、この瞬間がたまらないですね。

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【雪渓下部 V】

石碑の岩 石碑の岩の下部 − 昨年とほぼ同じ状況

こちらは雪渓下部の南側にある石碑の岩。大雪渓エリアでモーグルコースの岩の次に姿をあらわす大岩です。左の画像の石碑の岩周辺は、三週間前の段階でほぼ雪解けが完了しました。右の画像の石碑の岩の下部のエリアは、先週は、まだ、残っていた積雪も、ほぼ、なくなり、昨年並みの状況です。

 

石碑の岩の南側 − 雪渓上部へのスキーヤー専用道

雪渓上部からの雪解け水のせせらぎが集まる

石碑の岩の南側は、大雪渓入口から続く、スキーヤー専用道が雪渓上部へ続いています。そして、日差しが強い状態ではないものの、雪渓上部からの雪解け水が、スキーヤー専用道付近に集まり、勢いよく流れ行くせせらぎの響きに、心地よさを感じさせるものです。

 

雪渓上部下端部分

スキーヤー専用道を進むと、雪渓上部に到達します。こちらは、今週の雪渓上端の下端部分です。

 

先週の雪渓上部下端部分
2009 ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.12(2009/08/01〜02) B
今週の雪渓上部下端部分
先週よりも下端部分が20メートル上昇

先週から比べて、下端部分は20メートルほど上昇し、先週と同様、昨年よりも三週間ほど早い雪解け状況です。

 

チングルマ − この風車から由来される

こちらは毎年定点でお伝えしている石碑の岩にあるチングルマ。先週の段階で花は終わり、今週はご覧のように風車状のさく果が見られます。この状態が、子供(稚児)が遊ぶ風車に似ていることからチングルマと呼ばれていますが、この状態のものを見つけるタイミングを見計らうこともなかなか難しいものです。先週と同様、昨年よりも一週間ほど、遅い推移です。 Next

 

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