第２４回 全日本マウンテンサイクリング ｉｎ 乗鞍

2009/08/29〜30 �A

【８月２９日（土）、大会受付 �U】

会場では、大会受付を済ませて、同じチームの選手の方々などと、ゆっくり時間を過ごされる様子が続いています。

ノリクラのヒルクライムは今回初めて − ちょっと不安です．．．

「普通に登山で来たことはあるものの、ノリクラのヒルクライムは今回が初めて。だから、どんなコースレイアウトなのかわからず少し不安です。」と、おっしゃるこちらの方々。その中には、ヒルクライムそのものが今回初めてと、おっしゃる方もいます。それでも、不安な様子はありません。

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍は、全長２０．５ｋｍ、標高差１２６０ｍのコースですが、昨年から観光センターから三本滝レストハウスまでの、全長７．０ｋｍ、標高差３６０ｍのショートトライアルの部が新設されました。観光センターから三本滝レストハウスまでの７．０ｋｍは、全コースの中でも、傾斜がゆるく、初めての方でも、比較的、トライしやすいと考えられます。

三回目の出場 「多分余裕はないですよ〜」

今回出場三回目というこちらの方。「明日は、しっかりポーズを決めてカメラの前を通過していってくださいね！」と、声をおかけすると、「いや〜、多分そんな余裕はないですよ。」

久しぶりの出場

参加者名簿で出場する選手をチェックされているこちらの方々、今回ノリクラに出場されるのは久しぶりとのこと。「それでは、今年はしっかりヒルクライムの練習に挑んだのでしょうか？」と、お聞きすれば、「いや！近所の川沿いのコースで．．．（笑）」と．．．

週末になると、練習にお越しになるヒルクライマーの姿を大雪渓前などでたくさん見かけますが、やはり、当日しかお越しになれない方もいらっしゃり、それでも大会には絶対参加したいと思ってお越しになる選手の方も、実際にはたくさんいます。

よい仲間にめぐり合え、再びノリクラに出場することにしました！

撮影ボード前で記念撮影されるこちらの方々。出場回数は異なるものの、この大会には何度も出ていらっしゃいます。「しばらく出場をやめていた時期があったんですが、このようによい仲間にめぐり合うことができて、また、ノリクラに出場するようになったんですよ。」と、おっしゃるメンバーもいて、それを聞いたほかのメンバーから、一様に笑顔がこぼれます。

やっぱり、仲間で一緒に走る楽しさは、ヒトシオのようです。

同じチームに所属しながらも、色々な地域からお越しになっているケースも多く、受付会場で合流し、再会を喜ぶ様子が大会会場のあちこちで見られます。

あっ！こんにちわ．．．

会場を回っていると、これまでの取材の中で、ヒルクライムの途中の位ヶ原山荘などでお会いした方々に再会することができます。左の画像の方々は、お盆の時、霧雨の降る中を下山される途中、位ヶ原山荘前でお会いしました（→  ノリクラ 雪渓カレンダー ２００９シーズン Vol.14(2009/08/12〜15) �G 【ヒルクライム − 位ヶ原山荘】 ）

去年は歩いちゃったけど、今年はがんばりますよ！

昨年の大会では、「歩き易いマウンテンのクリートに、息子が付け替えてくれたんです。でも、その息子はとうにゴールしちゃって．．．」と、ゴール１ｋｍ手前から自転車を押して歩いていらっしゃいました。（→ 第２３回 全日本マウンテンサイクリング ｉｎ 乗鞍 �C 【選手が続々とやってきます】 ）

今年も息子さんやお孫さんと一緒に出場。「今年は絶対に自転車から降りないようにがんばりますよ！」

ママチャリ出場の方も受付を済ませて．．．

そこへお越しになったこちらの方は、先週、観光センターから出発前にお会いした方（→ ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.15(2009/08/22〜23) �F 【８月２３日（日）、 観光センター − ヒルクライムの準備】 ）。毎年、ママチャリで出場され、ロードサイクルと互角に走破する様子はよく知られています。「明日はサンドイッチが作ってあるから。絶対おいしいから来てね。」と、ママとの再会の挨拶。

そのチームの輪の中に、真打登場とばかりにお越しになった方は．．．

村山選手 − 「もちろん狙っていきますよ！」

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍に出場される方は、おそらく皆さんご存知の村山選手。明日のレースについてお聞きすると、「明日ですか？そりゃ〜もう狙って行きますよ！」 本大会で六連覇という偉業を知らない人はいないはずです。

村山選手が六連覇を果たした時のレースの様子は、第１７回マウンテンサイクリング イン 乗鞍 Vol.2「大会当日〜ナゾのＣＰ３地点より」 �A (2002/08/25) 【トップの選手がやって来ました！今年もやっぱり．．．】 から、ご覧になれます。

明日は、７時３０分からレース開始

明日は、７時３０分のチャンピオンクラスを皮切りに、観光センター前から約４４００名の選手がスタートします。スタート地点のこの付近は、路面が見えないほど多くの選手に埋め尽くされるはずです。（→ Next）